ジプシー
今朝は、号泣組翁が定刻を過ぎても現れなかった。さしもの翁も疲れて、10月28日の振替休日を取ったのだろう。昨日も、K点越えの大残業をしたくせぇしな。
上司に聞いても、「昨日、明日は休むようなことを言っていたよ」という答えが返ってきた。
翁が休みということで、とっつぁんが心底ホッとしていた。というのも、隣の席の翁から、やることなすこと全てチェックされているからである。
が、定刻から15分ほど過ぎて、翁が登場した。電車が遅れただと? また遅刻事由の欄にゴチャゴチャと楔形文字で書くんだろうな。
翁が姿を見せた瞬間、とっつぁんは、まじで吐き倒れていた。「力を抜いていただけに、これは効ける」って、それはよくわかる。
しかし、翁はよく体が持つな。ノー残業デーも含めて、月曜から残業の金太郎アメ。しかも、明日も、あさっても出勤。
さらに、今日も、来るやいなや、ザトペック開始。いつか職場で倒れるんじゃないか。それは翁にとって本望だろうけどよ。
昼休みに新宿を彷徨した。というのも、バッタ屋がジプシーの如く、転々と売り場を変えているからである。バッタ屋を探したのは、「近代麻雀」を100円で手に入れる目的だったのは書くまでもない。
今日は、京王線へ繋がる地下道の上に店を広げていた。やっと見つけたはいいが、「近代麻雀」は置かれていなかった。昨日、発売されただけに、まだ捨てられていなかったのだろう。
まあいい。田無のコンビニで、「アカギ」以外も立ち読みするからよ。
ところで、ジプシーという名称は、今は使われなくなったくせぇ。ジプシーは、エスキモーと同様に、差別用語だからだそうである。で、現在では、ジプシーはロマ族と呼ばれている。
ロマ族ねぇ。どうも、しっくりせんな。
本拠地を持たない時代のロッテを「ジプシー球団」と言っていたように、「ジプシー」という名称は、日常的に使われていたからな。
ちなみに、「空手バカバカ一代」にも、ジプシー出身の空手家が登場する。ただし、後半の方だが。
「空手バカバカ一代」も、作画が‘つのだじろう’でなくなってから、そんなに面白くなくなった。ただし、1巻から9巻までは、見事な梶原ワールドで、読者を引きつけてやまない。
明日は、わしも出勤だ。翁との不毛な時間を楽しみたい。
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