目のSOS

 
 今日は、午前中に眼科に行く予定であった。が、午後になってしまった。雨が降りそうだったが、メシも調達しないとならないし、出掛けざるを得なかった。

 駅前のビルの中にある眼科は、最新の設備が整っている。自動視野計、眼圧計、眼底カメラなどなど。眼底検査はしばらく受けていないから有難かった。

 今は眼底検査を機械でできるのか? 昔は目薬を差して検査をし、その後しばらく目が見えなくなる。

 なので、その間は仕事ができない。だから、号泣組翁はそれを嫌い、健康診断を夏休みにわざわざネクタイ姿で来て受けていた。

 そんな奴はいねぇよ。夏休みは高校野球を見るためにあるんだよ。

 検査を一通り終わってから、医師の診断になった。医師は30代の若い奴であった。

 一目でそいつが嫌いになった。大学時代に嫌いだった奴に似ていたのでな。

 案の定、感じの悪い奴で、「どこも悪くないのに、何で来たんだ?」というオーラを出しくさった。何の問題もないのなら、もう行かねぇ。診察代も高かったしよ。

 結局、目薬代も入れて3200円もしくさった。6食分、損した気分だ。いや、デカピンの麻雀で、チートイ赤1を打った感じだ。

 それでも、深刻な目の病気ではなかったというのに安心した。わしがそれだけ神経質になっているのは、ゲンダイの「目のSOS」のいうコラムの影響である。

 そのコラムでは、検査を先延ばしにしたことで失明に至った奴の事例が幾つも紹介されているので、例によって過剰反応してしまった。

 今日もわびしい食事であった。昼は吉野家でカレー牛、夜はオリジン弁当の豚生姜焼き弁当たぁ。

 亀田長男戦もあるし、明日は引きこもりデーになりそうだ。余裕で食料を買い込んどる。

 とにかく、地べたを這いつくばっても生きないとならない。その気力がいつまで続くであろうか?



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