仲間内忘年会

　
　今日の飲み会は、馬場のＢＩＧ・ＢＯＸ前に集合であった。ＢＩＧと聞くと、ビッグ・タイガーを思い出すとは、わしも始末が悪い。

　ＢＩＧ・ＢＯＸ前に集合…。わしが雀士として全盛期であった90年代後半から2000年代半ばにかけて、何度それを繰り返したことか。

　2000年代後半は、雀荘に直行というのが通例になった。その方が良かった。テッポウ野郎が遅刻常習犯なので、奴が来るまで雀荘「サン」でサンマーが出来たからな。

　あらためて言うまでもないが、サンマーとは３人麻雀のことである。正式なルールでは、萬子の２〜８を抜き、北は抜きドラになって、１ファン１点で数える。そして、親が和了ると１点増しになる。

　「根こそぎフランケン」によると、サンマーで嵌ると、１巡の差で和了りを逃し続け、地獄に陥るという。そんなもんなのか。わしはよう知らん。

　それはいいけどよ、マイノリティめ。あれほど「根こそぎフランケン」は名作と言ったのに、まだ読んでねぇたぁ。

　まあいい。その代わり、感想文を書かせるからよ。

　今日の飲み会も、ほぼ男子校であった。それでも、下ネタが全く出なかったのは良かった。わしは何度となくキムラに変身した過去があるが、下ネタは嫌いなんじゃい。

　今日は、馬場のイタメシ屋が会場であった。３時間で食べ放題・飲み放題で5000円とうのだから、コストパフォーマンスがメチャクチャ良かった。

　調子こいて次から次へと食べ物を注文したら、最初は積極的にオーダーを取りに来た店のおばさんが寄りつかなくなった。そして、最後は目も合わせてくれないようになった。

　あと何品を頼んだら不機嫌攻撃を食らったであろうか？　次回もそこにして、それを試してみるか。それにしても、画伯は、そんないい店をよく探し出したもんだ。

　わしは、今日もアルコールを一切飲まなかった。別にアルコール断ちをしているわけではない。本当にビール１杯、サワー１杯で酔ってしまい、寝付きが悪くなるのだ。

　しかし、食べるだけ食べた。金竜飛に静かに叱責されることは間違いない。

　小沢がわしが思っていた以上にはるかに嫌われていることに驚いた。わしとドクターは、ゲンダイに洗脳されているのか？

　「アメリカの４人」は議論百出であった。軽く100人以上偉人を輩出して国から４人を選ぶのは不可能だ。ちなみに、せいうちは、ワシントン、ジェファーソン、リンカーン、ケネディと、４人とも大統領を挙げていた。

　みんな、わしがレディ・ガガを知っていることに驚いていた。といっても、顔も曲も１つも知らないがな。

　今日は面白い都市伝説を聞いた。江夏が放送禁止用語を言った話に続きがあることである。

　江夏は、83年の西武-読売の日本シリーズ第６戦にフジテレビにゲスト解説者として呼ばれた。永射が登板した際、「永射君には、うちのソレイタやロッテのリーは『め××』ですから」と言ってしまった。そこまでは、わしもライブで見ていたので覚えている。

　その後、ＣＭ中にディレクターから、「江夏さん、『め××』は放送禁止用語ですから」と注意された。それで、江夏は次の回に、「あきめ××」と言い直して、５イニング目から退席させられたとか。

　それは、完全に都市伝説だ。なぜなら、江夏が最初に『め××』と発言したのは延長10回だからだ。でも、その都市伝説を聞いて爆笑してしまった。

　せいうちから、昨日の日記でもドジをしたことを指摘された。「遅い」と「早い」を書き間違えたそうだ。ったく、情けねぇ。

　せいうちから、「麻雀はよしとけ」と言われた。それはわかっている。

　が、雀士としてのわしがそれを許さない。東風戦16回なら何とか大丈夫だろう。

　仲間内の会合が定期的にあるのは素晴らしいことだ。たとえ、もう卓を囲むことはなくとも、この関係を生涯続けていきたいものである。

　明日は、衆議院選と都知事選か。バカな選挙民のせいで、おぞましい結果になりそうなので、明日は一切、選挙報道は見ない。

　クラブ世界一決定戦の決勝戦だけで十分だ。クラブ世界一決定戦で博徒になってもいい…。