山田洋次郎

 
 目が覚めたのは11時半であった。下手したら決着がついているかと思ったら、まだ序盤の駒組みだったので驚いた。

 もちろん、わしが書いているのは将棋トーナメントについてだ。日曜の朝に他に見る番組などない。

 その理由がわかった。千日手になって打ち直しになったそうだ。

 差し直しの一番は、森内名人の完勝であった。これで準々決勝において、羽生軍団の頭目vs森内名人という事実上の決勝戦と言える対戦が見られる。

 事実上の決勝戦…。81年の早実−報徳、82年の早実−池田。

 そういう試合に勝てないのが早実。もし勝っていても、81年は東洋大姫路、82年は今治西に足をすくわれていた可能性が高い。

 今日のアタック25の「ある人物」は、寅さんの映像と白髪頭が見えたので、‘山田洋次郎’とわかった。が、正解は、‘山田洋次’であった。

 惜しい。だが、不正解にされるだろう。それで暴れたら、オンエアされまい。 

 今日の相撲中継は、昨日亡くなった大鵬が話題の中心になった。実況アナが媚びて、野郎に大鵬との思い出をいろいろと聞いていた。

 野郎のきれいごとを聞いてヘドが出たぜ。横綱は心技体が最高であることが求められる。大鵬と野郎との最も大きな差が「心」にあることは言うに及ばない。

 今日は掃除をさぼってしまった。明日もやる気がねぇ。

 来週の日曜こそ、掃除をせんとな。部屋を不衛生にして、また腰に菌が入ったらシャレにならん。

 明日も目が覚めるまで寝たる。それが今日の日記の締めとはハガい…。



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山田洋次郎