そんなに弱ぇのか
行きの電車で鷺宮で席にありつけた。土曜とはいえ、急行では滅多にないことである。
しかし、座ってすぐに寝てしまった。よく高田馬場で起きられたものである。
今日は、昼休みに紀伊国屋に行った。別に読みたい本があったわけではない。
何の気なしにスポーツ雑誌のコーナーに寄ったら、「ホームラン」の秋季大会号があった。それは僥倖であった。
「ホームラン」では、大阪桐蔭を有力候補に推していた。果たして、そうか? 旧チームより投手力が極端に劣るのはもちろん、打線も旧チームほどの得点力はないように思うが…。
早実の和泉監督のコメントを読んで吐いた。間違って都大会で準優勝してしまっただと? まだ打順も決まってないだと?
そんなもん、かわい子ちゃんチームじゃないか。選抜に出ても、21世紀枠か東北絆枠に当たらない限り、どこと対戦しても負けるだろう。
いや、21世紀枠相手でも怪しい。「選抜されるな」とは言わないが、どのスポーツ新聞、専門誌においても、Cランクになるのは必至である。
選抜の大会歌の「花は咲く」に文句はない。ここ数年、訳のわからない曲の金太郎アメだったので、今回はナイスなチョイスだと思われる。
選抜の大会歌では、「いきものがかり」とやらに恥をかかされたことがある。てっきり、「いきものがたり」と思っていたのでな。
とっつぁんや大納言、上司に、「いきものがかり」について聞いても無駄。連中は、「いきものがかり」の名を聞いたこともあるまい。
むろん、わしも、「いきものがたり」の詳細を知らん。だいたい、知る必要がない。そういうことを言っているから、いつまで経ってもクイズで段位を取れないんだよ。
大鵬が亡くなったか。どこぞの八百長横綱と違って、偉大な横綱であったのは疑いようがない。
「わしが大鵬の現役時代の相撲を見たことがあるか?」だと? それについては、ここでは申し上げない。
昔、女・子供が好きなものとして、「巨人、大鵬、卵焼き」というのがあった。それで、ある記者が大鵬に、「そういうふうに言われますが、大鵬関は巨人ファンですか?」と質問した。
それに対し大鵬は、「俺は叩き上げだから、ああいうエリート球団は嫌いだ」と言ったそうだ。それを聞いて痺れたのは書くまでもない。
上司に「大鵬が死去しました」と言ったら、「当時、大人の男の好きなものとして、『阪神、柏戸、ハイボール』というのがあったよ」と返ってきた。なんだ、そりゃ?
逆に、相撲君は、「江川、ピーマン、北の湖」というのを知らなかった。それぞれに相当のゼネレーションギャップだ。
今日の正面解説が武蔵川親方で吐いた。ったく、ロクな奴しかいねぇな。
武蔵川親方は暴君怪獣・タイラントとして知られ、弟子に自分の体を洗わせていたようだ。わしも、わしの麻雀カプセル怪獣をキャプチャーしたら、まず始めにわしの体を洗わせる。
今日は、網打ちという珍しい決め手があった。それを瞬時に言うのだから、刈谷アナは、さすが当代bPの相撲アナだ。
歴代随一の相撲アナは、北出アナか杉山アナだろう。わしとしては、歯切れが良かった杉山アナの方が好きだった。
明日は部屋の掃除をするか。悲しみ組から号泣組に落ちる一歩手前である…。
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