わからん

 
  高目は出和了りできる役満。
  安目は満貫でテンパイ。
  そのとき、
 最大何面待ち
  になるか答えよ。
  (ただし、リーチやドラなどの場況はいっさい問わない)


 この問題は、福本伸行の「天」のスピンオフ作品である「HERO−逆境の闘牌」の作中で出題された問題である。

 この問題に正解すれば、ワイルドカードとして大金を得ることができる可能性のある決勝卓に行ける。不正解なら、死が待っている。自信がなければ、この問題に答えず、準決勝でリタイアしても構わないという設定だ。

 
わからん。

 のような5面待ちか? 

 これだと、で役満になり、の安めなら、トイトイ・三暗刻の満貫だ。しかし、そんな単純な問題ではあるまい。

 競馬がヘタクソな奴よ。おめぇも考えろ。

 わかったら、メールしてこい。そしたら来月もメンツになってやる。

 「HERO−逆境の闘牌」は、福本伸行の弟子が福本の協力を得て描いている作品である。だから、当然の如く、イカサマがてんこ盛りである。

 また、裏切りも横行する。福本作品において、イカサマと裏切りは二輪を成しているのだ。

 福本伸行の弟子か…。

 最初は真っ当な思考をしていても、福本に毒されて、人間不信に陥るのは必至。福本の弟子になるなら、松村邦洋の弟子になる方がましだ。

 わしにも、かつて麻雀カプセル怪獣がいた。タキザワ、コバヤシ、J。

 奴らには、麻雀の貸しがある。わしが精神的に立ち直り、実家の借り手がつけば、探偵を雇ってでも奴らの行方を追う。

 このところ気分が下向きだったので、1月15日号を立ち読みするのをすっかり忘れていたわ。「近代麻雀」1月15日号が職場近くのコンビニによくあったもんだ。もっとも、「HERO−逆境の闘牌」以外に用はないがな。

 ここ2か月ほど、バッタ屋を見つけることができない。新宿界隈から駆逐されてしまったのか? それは、わしにとっても痛恨である。

 今日のゲンダイは、野田のことを罵倒していた。以下がそれである。

 
「この悪政復活を実現させた野田佳彦は、とっととこの世から消えてもらいたい」

 「いったい、どのツラ下げて永田町でのうのうと生きていくのか」

 「国会が始まれば、またノコノコ出てくるつもりなのか」

 「バカを絵に書いたような男、裏切りに裏切りを重ねた卑劣漢、それが野田なのだ」

 「民主党はこの男を断罪しないことには、党の再生など絶対に不可能」


 それくらい書かれて、当然。いや、足りん。今後も、ゲンダイには野田をこき下ろしてもらいたい。

 今日は麻雀で頭を使ったし、いち早く寝るか。11時までには意識を失う。

 その前に、睡眠薬をたっぷりと飲まないとな。多種類の睡眠薬で、寿命を縮めているのは確かだろう…。



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