借り手候補、出現
今日は、午後2時半に不動産会社のあんちゃんと会った。手土産として、京王デパートで買ったチーズを持って行った。
あんちゃんに気持ち良く仕事をしてもらうためには、大した投資ではない。なにせ、あんちゃんは、50人ほど担当を抱えているというからな。
あんちゃんは、遠慮しながらも受け取った。そして、中身を見た。その時、少し戸惑った顔をしたような感じがした。
もしかして、チーズが嫌いなのか? 世の中にはチーズが嫌いな奴もいるからな。マイノリティがそうだ。
ところで、マイノリティは、わしが読むように強く勧めた、麻雀漫画の大傑作・「根こそぎフランケン」を読んだのだろうか? まだだったら、チーズを食え。
あんちゃんから朗報がもたらされた。うちから歩いて5分の職場に勤めている主人の家族が借りたいと言っているとのことであった。
職場まで歩いて5分か。職住近接の究極タイガーじゃねぇか。
まだ内装工事が終わってないので、完全に決まったわけではないとはいえ、借り手候補が現れたのは大きい。その話がダメになっても、他に借りる奴が出る可能性があるということだからな。
しかし、結局、話が壊れたらハガいぞ。見合いでいえば、3回目のデートで断られるようなものだ。
あに? わしに、そんな経験があるかだと? それについては、ここでは申し上げない。
あんちゃんの話では、他にもうちを見に来た奴が数人いたそうだ。そいつらは、うちを却下したくせぇ。てめぇら、クソを食らわしたるぞ。
明日こそ、鷲巣が絶命するか? 今は機嫌がいいので、福本の牛歩作戦にも腹を立てることはないだろう…。
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