大会初日

 
 今朝、朝日新聞を大納言に読ませてもらった。大会初日の日は、朝日の朝刊に大会展望の記事が載るからである。

 朝日も、大阪桐蔭を優勝候補bPとしていた。だが、近田の離脱とエース葛原が故障上がりなことと、入ったブロックが厳しいことを懸念している。

 朝日は、大阪桐蔭、仙台育英、報徳学園、関西、広陵を5強に挙げていた。ということは、浦和学院は5強に入らないのか? やはり甲子園での勝負弱さが評価を落としているくせぇ。

 それでも、左ゾーンでは、浦和学院を最有力としていた。いずれにせよ、右ゾーンでの5強の潰し合いが見物だ。

 今日は、開会式とその後の3試合を録画で見た。ネタばれはハガいので、雨だと休むおっさんに、「結果を言わないでくれ」と釘を刺した。

 開会式でのお偉方の挨拶を早送りしたのは書くまでもない。じっと聞いている選手達も吐く思いだったろう。

 毎度、同じことを書いて恐縮だが、お偉方の挨拶の時にクソに行きたくなったら、どうするのだろうか? KOされたらシャレにならないし、悩ましいところである。

 入場行進曲の「花は咲く」は、正直言って、それほどいい入場行進曲とは思えなかった。編曲した奴がヘタクソだったんじゃないか。

 大阪桐蔭の森主将が優勝旗を返還するのを見て、「持ち帰ることはできないだろうな」と思った。83年夏に池田の江上キャプテンが優勝旗を返した時もそういう予感がして、実際に当たった。

 このところ麻雀の勘は鈍っているが、高校野球の勘はまだまだ捨てたものではないわしだ。大阪桐蔭の優勝はないだろう。
 
 第1試合は、沖縄尚学が思わぬ大敗を喫した。初回のエラー連発が全てだった。沖縄尚学を買う声もあっただけに、沖縄尚学に乗った博徒は気の毒としか言い様がない。

 第2試合も意外な結果であった。岩国商はどの雑誌でもかわい子ちゃん扱いだったのに対し、朝日はBゾーンを、「浦学と履正社が充実」と書いていた。

 それが、まさかの履正社の完封負け。高校野球は、これがあるから怖い。

 常葉菊川のユニフォームを見ると、田中大二朗と戸狩のチームを思い出さずにはいられない。当時は人に言えないことをやっていただけにな。

 今年の常葉菊川は、当時の凄味のあったチームとは比較にならないほど小粒とはいえ、バントをしないのと足技は受け継がれれている。ボクサーでいえば、田中大二朗と戸狩のチームはパンチ力のあるファイタータイプ、今年の常葉菊川はパンチ力のないファイタータイプといったところか。

 今日の3試合を通して思ったのは、3試合の球審が、日本−プエルトリコのクソ球審よりもずっと上手だったということである。あのクソ球審には、2度と国際試合の球審をやらせるな。

 明日は、興味のあるカードがねぇ。特に第1試合だ。それでも、いちおう結果を知らずに帰って来たい…。


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