不幸の電話を食らう
まったくもって、漫画みたいな話である。
昨日の日記に、「4月になってから、東急リロケーションのあんちゃんから電話がない」と書いたら、今日の昼過ぎに、あんちゃんから電話が掛かってきた。
「便りのないのは無事の知らせ」という諺は本当であった。不幸の電話を食らったのである。
「借り主様が、『2つのガスコンロのうち、1つからガスが出ない』とおっしゃっています」と聞かされた。
そういや、借り主は4月20日前後に入居すると言っていたぁな。だから、今になって、そういう不具合を東急リロケーションに連絡してきたのだろう。
確かに、2つのガスコンロのうち、1つはガスが出てなかった。すっかり、そのことを忘れていたわ。
そう、あんちゃんに返事したら、「新築ではありませんので、こういうことはよくあります。経年劣化だと思いますので、東急リロケーションの方で業者に当たって、なるべく安く済ますようにします」と言われた。
しかし、それで話は終わらなかった。「2階のテレビは映るが、1階のテレビは映らない」とのクレームも入っているそうだ。
それは計算外だよ、玄大佐。わしは、1階の地デジ対応テレビで高校野球を見ていて、何度も絶叫マシーンになったぞ。
あんちゃんは、「スカリツリーからの電波に切り替わったからかもしれません」との見解を示していたが、それはないだろう。2階のテレビは映るってんならよ。
屋根にあるアンテナの位置をずらすことになれば、それにも金が掛かるくせぇ。頭が沸騰してきた。
「いずれにしましても、東急リロケーションが間に入りますので、お任せ下さい。料金が発生した場合は賃料との相殺にしますので、キムラ様が借り主様の口座に振り込む形にはなりません」とのことであった。
仕方がない。気持ちよく住んでもらうには、そうした不具合は、こちらが被るしかない。って、それが当然だ。
こうなった以上、GWの麻雀で補填する。競馬がヘタクソな奴に、至急メンツを集めるように命じる。
漫画みたいな話といえば、こんな話がある。それは、アホ後輩がまだメンツから永久追放になっていない時の出来事である。
開始から2時間ほど経過した頃、わしが競馬がヘタクソな奴に、「おい、多牌はチョンボだよな?」と確認したら、その瞬間に、アホ後輩が多牌をしでかしたのである。
アホ後輩の多牌を目ざとく見つけた競馬がヘタクソな奴が、「漫画みたいことをするな」と、アホ後輩をチョンボにした。競馬がヘタクソな奴は、馬を見る目は全くないが、麻雀には目が利くのである。
実家に不具合があったのは、まじでハガい。ここ数か月では、大阪桐蔭の敗退に次ぐハガさだ。
東急リロケーションよ、本当に安く済ませよ。マージンとして9%も家賃からふんだくっているんだからよ。
次の不幸の電話が怖い。修理代に高級キムラ店の総額以上、掛かったらシャレにならん。
ともかく、GWの麻雀は、絶対に負けられない。今日は、てめぇを鼓舞しながら床に就く!
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