退院から1年
麻雀の日の翌日は、目が早く覚める。昨日は11時半に寝たのに、起きたのは9時前であった。
「メジャーの中継をやっているか」と思ってテレビをつけたら、「松井のメジャーでの全ホームラン」が9時から始まった。やはり早起きは三文の得である。
やはり松井は大したもんだ。高校時代は松井なみの評価を受け、日本のプロ野球でもスラッガーだった福留がメジャーであまり通じなかったのに、メジャーで100本以上もホームランを打ったのだからな。
WBCでは、3Aクラスのピッチャー相手に、日本代表の面々は打ちあぐんだ。それからしても、松井の偉大さがわかる。
ホームランの合間に、松井のインタビューも数々流された。それを聞いても松井が好漢なのが窺える。メジャー1年目でナイスガイ賞を受賞したのが、その証左である。
ただ、松井が国民栄誉賞に値するかと言えるか、疑問が残る。何より、自民党政府と読売が結託しての贈与というのが鼻持ちならん。けっ、どうせ、わしはひねくれ者よ。
国民栄誉賞といえば、NHKの連続クイズのチャンピオンステージで、「国民栄誉賞」がチャンピオンステージのカテゴリーになったことがある。
その中に、「『国民栄誉賞をもらったら立小便もできなくる』と言って、国民栄誉賞を辞退した元プロ野球選手は誰でしょう?」という問題があった。
そしたら、チャンピオンが「王貞治」と答えて、思っくそ吐かされた。大先輩が、そんな下品なことを言うわけねぇだろ。
言うまでもなく、福本豊が正解である。わしは、福本のそういうキャラが好きだ。
整形外科の病院から退院してから、今日で1年か。1年なんて、本当にあっという間だな。
1年前には、1年後に実家を人に貸すようになっているとは思ってもみなかった。GWまで借り手が見つかっていなかったら、相当焦っていただろう。
そして、昨日の麻雀も勝てなかったに違いあるまい。心理的に追い込まれていると、自分の麻雀が打てないからな。
1年経っても、看護婦どもに受けた迫害は忘れようにも忘れられない。奴らは、今日も今日とて、患者につらく当たっているだろう。
河野は王座から陥落したとはいえ、素晴らしい試合であった。ああいう打ち合いがボクシングの醍醐味よ。ボクシングは、ああじゃなくちゃいけねぇ。
解説の川島と西岡は、「河野が1ポイント勝っていた」と言っていたが、わしは2〜3ポイント差で負けたと思った。有効打の数がベネズエラ野郎の方が多かったからな。
内山のパンチ力は、相変わらず凄い。「ボディを打たれて倒れるのはボクサーとして恥」と言われるが、ボディブロー一発で、それも左で倒したのだから、そのパンチ力がわかるというもの。
負けた挑戦者は、コーナーに戻って泣いていた。ボクシングの世界タイトル戦は、勝つか負けるか天と地の差。挑戦者が号泣していたのも無理からぬ。
今日でGWも終わり。今頃、闘っている奴が多いんだろうな。わしは明日も休みだから気楽だ。って、いつも気楽だ。
どうでもいいけど、階下の奴は、GW中もずっと部屋にいたぞ。本当に正体不明の奴だ。
今日は睡眠不足だったので、明日は10時過ぎまで寝たる。わしも、他の部屋の奴に正体不明の奴に思われているかもしれん…。
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