頑張れ、シャープ

　
　シャープからの修理人が夕方６時に来た。歳は30代後半か？　感じは非常に良かった。

　修理人は、わしの部屋を見て、どう思ったであろうか？　チョンガーに見られたのは確実である。

　まず、修理人はブルーレイプレーヤーに入っていたディスクを取り出した。それを予測していたので、いかがわしいものを録画したやつは入れていなかった。その辺の判断力は、毎週ＪＲＡに寄付している奴とは大違いである。

　修理人はディスクを見るなり、「指紋の跡がありますね。ディスクはちょっとした汚れがあっても、プレーヤーを傷めてしまいます。このまま、このディスクで録画し続けますと、また故障の原因になりますので、このディスクはもう使わないで下さい」と言われた。

　で、修理人はテレビに取り付けられたいたブルーレイのパーツを総換えした。

　おい、おい、おい。それじゃ、いくら掛かるんだよ。見せ金は２万しかないぞ。「田村」になったらハガい。

　と思っていたら、「無料でいいです」と言われた。その瞬間、修理人が神に見えたわ。

　ただ、「ブルーレイの本体がシャープですので、ディスクは相性の面からシャープのにした方がいいです」と言われた。

　それなら、お安い御用よ。新しいディスクはシャープのにしようぞ。

　修理人は丁寧に挨拶して帰った。わしも丁重に見送った。

　しかし、その修理人も、シャープの先行きに不安を感じているだろうな。シャープに職を得た時には、シャープが傾くなど、思いもよらなかったであろう。

　わしは、今日の修理人によって、シャープが好きになった。頑張れ、シャープ。サムソン電子なんかに負けるな。

　今日のロッテ-西武の解説は村田兆治である。今、村田の解説を爆笑しながら見ている。

　「この次の本当の野上に対するバッターが、ホームランを打たれたわけですから」って、意味がわからん。村田の解説に付き合わされている福沢アナが吐いているのが聞いて取れるわ。

　今回の修理が無料で終わったことで、明日から夕飯を少し豪華にする。10年前なら、キムラに変身していただろうがな。

　今日は、すっきり眠れそうだ。こうじゃなくちゃいけねぇ。