豪 傑

 
 諸般の事情で、今日は出勤となった。そしたら、休みのはずだった号泣組翁も登場した。

 翁は、抱えている仕事の終わりに目処が立たないので出てきたそうだ。それで、「いつ日曜の振替休日を取るのか?」と聞いたら、ぶつくた言っていて、明確な答えが返ってこなかった。

 もういい。勝手にしてくれ。

 元東映投手の土橋正幸氏が亡くなったのか…。土橋氏は豪傑として知られ、江本孟紀氏がその著書で、張本、大杉、江藤慎一氏とともに、絶対にケンカしたくない4人に挙げていた。

 その4人も、土橋氏の逝去により、存命しているのは張本氏だけになってしまった。なんとも寂しい限りである。

 今や、プロ野球界では豪傑は絶滅危惧種。ていうか、豪傑などいねぇ。

 土橋氏は、プロ野球ニュースの解説者でもお馴染みであった。が、わしは1986年でプロ野球ニュースを見るのをやめた。それは、野球のド素人の中井なんたらとかいう女子アナがMCになったからである。

 そういう野球ファンは多かったはず。わしは、0時過ぎに大崎三男さんの解説で伝えられる南海−ロッテなども見ていたのによ。

 豪傑は、どのスポーツ界においても絶滅危惧種になっている。今、豪傑といって思いつくのは、サッカーの闘莉王くらいである。

 その闘莉王も、なぜかイタ公に嫌われ、代表に呼ばれなくなった。イタ公が男色かなんだか知らねぇがよ、闘莉王を代表に呼び戻せ。でないと、守備の崩壊は、解決の糸口すら見つからんぞ。

 雀界には豪傑がいる。小島‘先生’、森山茂和プロ、前原雄大プロらがそれだ。

 ただし、森山プロは、女子プロ相手のテレビ対局で親倍を和了ってガッツポーズをしたからな。豪傑と言えるか、多少怪しい。

 前原雄大プロは、バブル時代の超高レートのサンマーで最強だったという。とんでもない引きの強さだったのだろう。

 小島‘先生’か…。東一局でいきなりチョンボした奴を豪傑と言っていいのかどうか。

 明日こそ、振り休で休みだ。不毛な1日が待っている…。




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