押川雲太朗の名言
今朝は、9時半過ぎに鳴ったチャイムで起こされた。ヤフーオークションで落とした「根こそぎフランケン」が届いたのである。
わしが相手に指定したのは、今日の午後便だぞ。それが何で9時半に来るんだよ。
相手が手配ミスをしたくせぇ。この野郎、オークションの評価を悪くしたるぞ。
が、パソコンを見たら、相手からのわしの評価が「たいへん良い」になっていた。なら、こっちも「たいへん良い」にしないとな。
これで、ヤフーオークションは55連勝になった。このまま双葉山の記録までは行きたい。
「根こそぎフランケン」(押川雲太朗・著)を落札したのは、引っ越しの際、弟が処分してしまったからである。
で、さっそく全8巻を読んだ。あらためて、「根こそぎフランケン」が麻雀漫画史上で最高傑作というのを実感した。
マイノリティよ、今度会う時に持っていくからな。いやがおうにも読ませたる。
世間では福本伸行の「アカギ」や「カイジ」に名言が多いと評価されているが、「根こそぎフランケン」も、「アカギ」や「カイジ」に負けず劣らず名言が多い。
以下が、「根こそぎフランケン」に出て来る名言である。
「俺は弱い奴が嫌いだ」(ワニ蔵)
「うまいものを食えば酒が飲みたくなる。酒を飲めば女が欲しくなる。地味にやってんのが一番スキを作らない」(田之倉)
「座った時から差があるんだ。和了れて当然だろ」(竹井)
「人間、1度負けを知ると『ひより』との戦いだな」(竹井)
「勝負中に金の価値を考えたら、その時点で負けだ」(竹井)
「いいだろう、千点320万だ」(栄村)
「麻雀は和了るゲームであると同時に、人に和了らせないゲームでもあります」(江藤)
「この世界は勝つ者だけが正しい」(江藤)
「バクチにはツキや流れより大切なものがあります。精神力…」(江藤)
「強い者が勝つ、たったそれだけのことだろ」(竹井)
「恐れるな。ただし侮るな。その両方がミスを生む」(ワニ蔵)
「銭なんて持ち過ぎると勝負所で甘くなっちまう」(ワニ蔵)
「麻雀てのはな、3人がベタ降りしている状況ほど和了りにくいものはないんだぜ」(ワニ蔵)
「竹井さん、俺はあんたにいろんなことを教わったよ。勝つことの難しさ、そして勝つための非情さ、手段、姿勢…」(田村)
「人ってのはよ、追い込み過ぎると何をするか、わからん」(ワニ蔵)
「こんな格下にコンビで打つ必要ねぇだろ。ここからはただ和了るだけのゲームだ」(竹井)
「バクチは弱い奴から、どうやって搾取するかというゲームだ」(竹井)
「家にはあるんだが、麻雀する時は金を持たない主義なんだ」(田村)
「テッポウのくせに、随分カッコイイことを言ってくれるじゃねぇか」(佐野)
「バクチは止め時が肝心だ。どんな奴でもいつかは負ける」(竹井)
「その辺のトロい奴らと一緒にするなよ。言ったろ、俺は麻雀商売人だって」(岡田)
「勝つと負けるの狭間から生還した者にとって、全ての日常は退屈でしかないというのか…」(竹井)
「我々に戦う理由があるとすれば…それは…バクチの地獄を見たいという病気なのだ」(竹井)
「まあ、俺の顔も知らないようじゃ、全員、二流だな」(竹井)
「俺にふさわしいメンツはまだか?」(竹井)
「賭けるとしたら、それはプライドだろ」(田村)
「当たり牌以外は、何を打っても強くないんだよ」(竹井)
「お前の麻雀は、ただ死期を遅らせているだけだろ」(竹井)
「今日は俺も、この前のようなヌルい麻雀はできねぇぞ」(竹井)
「弟子だと? そんな関係がこの世界にあるのか?」(岡田)
「バクチ打ちの最後はいつも悲惨だ。誰もがそのことを知りつつ、ここから離れられない」(竹井)
「言ったろ、プライドの問題だと。てめぇだけはブッ殺す」(増本)
「この世界はな、元々卑怯者しかいないんだよ」(ワニ蔵)
「バクチは地獄だ。楽しいことなど、何もない」(竹井)
「俺達がやることは、いつも適当に平和が保たれていた場所をひっくり返してぶっ壊すだけだ」(竹井)
「俺達が何かを生み出してどうする。バクチ打ちってのは、人の物を奪うのが仕事なんだぜ」(ワニ蔵)
「ほかに何ができる。また一からやり直しだ」(田村)
数ある名言の中でも金字塔は、田村の「家にはあるんだが、麻雀する時は金を持たない主義なんだ」だろう。続くのは、「いいだろう、千点320万だ」か?
競馬がヘタクソな奴には、「バクチは止め時が肝心だ。どんな奴でもいつかは負ける」を贈る。って、奴は最初から負けているか。
さ、明日からクソ忙しいぞ。わしには、「ほかに何ができる。また一からやり直しだ」がふさわしいか? って、意味がわからん…。
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