大阪桐蔭vs常葉菊川
大阪桐蔭と常葉菊川。国体とはいえ、因縁の対決だ。
2007年の選抜では、常葉菊川が優勝候補筆頭の大阪桐蔭に2−1で逆転勝ちした。
当時、大阪桐蔭で琴光喜だったわしは吐き倒れた。大阪桐蔭にとって、常葉菊川戦が最大の山だと思っていたのでな。
8回裏の中田の大飛球は、「ホームラン、間違いなし」と思って絶叫したのだが…。あれがレフトフライに終わるかよ。
2008年の夏の大会の決勝戦は、大阪桐蔭が17−0で常葉菊川を完膚無きまで叩きのめした。その大会では、わしは常葉菊川で琴光喜になっていた。
だから、大阪桐蔭に点が入る度に吐いていた。17点も取られたのだから、胃の中に何にも残ってなかったわ。
今日の大阪桐蔭−常葉菊川は、ガチンコ勝負だったくせぇ。8回表まで1−1だったのが、その証左である。
結局、大阪桐蔭が相手投手の交代に恵まれ、4−1で勝った。これが甲子園だったらと思うと残念である。
明日は、準決勝と決勝が1日で行われる。どのみち、今日の試合で完投した葛川は、そんなに投げられまい。大阪桐蔭の優勝への道は険しいか?
大阪桐蔭の森が脚光を浴びるなか、読売の辻内が引退したニュースが流れた。あれほど将来を嘱望された左腕が一軍で未勝利のまま引退とは…。
左腕の故障で高校時代の速球が投げられなくなったことが引退の引き金になったようだ。辻内、平田がいたチームで琴光喜になっていたことがあるし、辻内引退のニュースは寂しい限りである。
寂しいのは、わしの未来もだ。明るい話は何にもナイマン…。
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