やはり納得いかん

 
 相撲君に九州場所の総括をしてもらった。相撲君は、日馬富士の優勝に納得していた。

 が、わしは納得いかん。日馬富士は嫌いだ。

 嫌いな人物やチームが優勝しても、面白かった大会はある。82年のスペインワールドカップと83年夏の甲子園大会がそれである。

 82年のスペインワールドカップは、ブラジルの黄金の4人に魅了された。ブラジル−ソ連、ブラジル−イタリアの死闘は、今も語り草である。

 83年夏の甲子園大会は、「池田の3連覇なるか」が最大の焦点であった。打倒池田がスローガンだったこの大会は、箕島以下強豪が勢揃いし、大会前の盛り上がりは、甲子園史上空前だった。

 話は相撲に戻って、相撲君も、「来場所、また稀勢の里は、綱取りに失敗でしょうね」と、わしに同調した。

 まあ、そうだろうな。序盤に2つほど取りこぼして、協会の幹部連が吐くのが今から目に見える。

 稀勢の里は、今場所で4場所連続で次点の成績になったそうである。「大関以下の力士で、この記録は初めてですよ」と、相撲君が言っていた。

 それからして、稀勢の里のタニマチが如何にハガい思いをしているかがわかる。わしが稀勢の里のタニマチだったら、胃の中が何にもナイマンになっとるわ。

 相撲君は、7勝8敗の大砂嵐を、「よくやった方です」と言っていた。わしも、そう思う。

 それはそうと、大砂嵐は、あの若さであんなにハゲていて大丈夫なのか? あと1、2年で大銀杏が結えなくなるんじゃないか。

 今日は、よんどころがない事情で帰りが遅くなった。明日は、その分、早く帰る。

 明日も仕事か。チマチマやるしかない…。



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