ザ・ピラニアン

 
 今日、起きたのは午後3時。さすがに1日寝太郎にはなれなかった。

 起きてまず、録画していたタイガーマスクの
「ザ・ピラニアン」を見た。

 タイガーマスクとザ・ピラニアンの試合のリングサイドには、ミラクル3こと虎の穴のボスと、その僕(しもべ)のミスターXの姿があった。

    

 
「ピラニンアンがタイガーをプール内へ誘い込んだところで、異変が起きた。

 ピラニアンはいち早くリングに復帰し、タイガーだけが取り残されたプール水中から、おびただしい量の鮮血が。

 なんとプールに本物のピラニアが潜んでいたのだ。

 すべてはミスターXの仕組んだ罠である。

 ピラニアンは身体に特殊な薬を塗って、ピラニアから逃れていたのだ。

 タイガーはプール底で転げて、身体に食らい付くピラニアをどうにか払い落とすと、リングに復帰。

 ピラニアンを寝技に誘い込み、薬を落としてから、改めてプールへ。

 今度はピラニアンも猛魚ピラニアの牙から逃れることができず、自らが仕掛けた罠の餌食となってしまう。

 立ち上がれぬピラニアンを見下ろしながらも
、『ミラクル3はいったいいつ挑戦してくるのだ!』と気を抜くことができないタイガーだった」(平成虎の穴より引用) 

 
「タイガーはプール底で転げて、身体に食らい付くピラニアをどうにか払い落とす」とあるが、そんな芸当は不可能。

 プールに転げるだけで、ピラニアを払い落とせるほど、ピラニアは甘い肉食魚でない。

 なにせ、顔だけ残っても川口隊長に噛み付くくらい生命力があるからな。もっとも、その場面もやらせとのことだが。

 結局、ミスターXの作戦は失敗し、横にいたボスが、
「愚か者めが」と吐き捨てる。ミスターXはひたすら縮こまるだけだった。

 そのボスの気持ちはわかる。タイガーの技を研究するために、ピラニアンをタイガーにぶつけたのに、ミスターXが勝手なことをしたことで、タイガーの技が研究できなかったのだから。

 「ザ・ピラニアン」を見終わった後、市役所に行って、都知事選の期日前投票をしようと思った。

 投票日の9日は仕事ではないが、投票所の小学校に行くのがうざったいので、近所にある市役所に出向こうと思ったのである。

 が、弟に電話したら、平日でも午後8時まで期日前投票ができることがわかった。

 なら、明日だ。明日は出勤だから、帰り際に期日前投票をする。

 と思ったら、明日は雪だと? 仕方ねぇ。明後日にするか。

 いずれにせよ、わしの清過ぎる1票にご期待あれ!


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