わしの反則は甘い
昨日でソチオリンピックが終わった。が、わしにはソチオリンピックロスはない。
わしには、選抜ロスや夏の甲子園ロス、そして相撲ロスがある。その中では、夏の甲子園ロスが最も大きい。
競馬がヘタクソな奴が主催のクソ麻雀が終わっても、麻雀ロスを感じる。12時間のデスマッチも、終わってみれば、あっという間に時間が過ぎるのである。
今年はワールドカップサッカーがある。宴の後のロスが大きいのは、今から覚悟している。
今日も12時間睡眠を達成した。その後、買い込んであったコンビニのナポリタンを食べた。
それから撮りだめしていたタイガーマスクを見た。ミラクル3こと虎の穴のボスの心理戦に翻弄されるタイガーが描かれるエピソードが多くを占めた。
その際、タイガーが、「ミラクル3が虎の穴のレスラーだとしたら…」と何回も言うが、そんなもん、虎の穴のレスラーに決まってるだろ。
ミラクル3がリングに登場する時は、いつも虎の穴のマネージャーのミスターXを従えているし、タイガーの試合をミラクル3がリングサイドで観戦する時は、常にミスターXが隣の席にいるんだからよ。
ブッチャーがモデルのガロというデブレスラー相手に、ミラクル3が芸術的テクニックを見せた試合後、ミスターXはタイガーを以下のように煽る。
「タイガーよ。お前には、この前、ミラクル3の怪力を見せ、さらに今度は超一流の技を見せてやった。つまり、ミラクル3のうち2つは見せてやったわけだ。あとのもう1つも、いずれたっぷりと見せてやるぞ。ま、それまで楽しみにしているがいい」
それを聞いたタイガーは、「あとのもう1つは何か?」と悩み抜く。
「奴が虎の穴のレスラーだとしたら、もう1つの奇跡は当然、反則のはずだ。しかも、ただの反則じゃない。虎の穴ならではの恐怖の反則。野獣の残虐さと悪魔の計算で作り上げたウルトラ反則の数々…」
実際、3つ目の奇跡が反則であることは、後に明らかになる。その反則に比べれば、わしの反則日記での反則など、物の数ではない。
「野獣の残虐さと悪魔の計算で作り上げたウルトラ反則の数々」というタイガーのセリフを聞いて、えらく反省したわ。
本当は、税金踏み倒しという反則をしてぇ。しかし、あいつら、絶対にそれを見逃さないだろう。
追徴金を取られるならまだしも、脱税で訴えられたらシャレにならん。来週にでも、あいつらに会いに行くか。
今日のゲンダイに間違いがあった。「遠藤、前頭筆頭に躍進」の記事の中に、「先場所は大関・琴欧洲と対戦、負けている」という誤りがあったのである。
先場所、遠藤が負けた大関は琴奨菊だ。琴欧洲には14日目に勝って、琴欧洲の大関復帰の野望に引導を渡している。
さっそく、明日、相撲君にそのことを言おう。相撲君がゲンダイを読んでいるはずはないしな。
明日から、また恐怖の5連続出勤だ。日曜まで果てしなく長ぇ…。
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