何が「ご清祥だ」
今朝、クソ深い眠りに就いている時、インターホーンが鳴った。そんなもん、誰が出るか。どうせ、ロクな奴じゃないだろうしよ。
インターホーンによって完全に目が覚めてしまった。わしは、そういう時に、もう1度寝ることができない体質なのだ。
いちおう、郵便箱を見に行った。そしたら、東急リロケーションからのレターパックでの用だったとわかった。ったく、イチイチ、レターパックで郵送するなよ。
で、2時から5時の間に再配送してもらうように手配した。すると、3時過ぎに来た。封を開いたら、以下のような文言が書かれていた。
「拝啓
時下ますますご清祥のことと、お慶び申し上げます。
この度はご自宅の留守宅管理/賃貸募集をご依頼頂き誠にありがとうございました。
おかげさまで滞りなく貴邸賃貸募集を開始することができました。
早期申込に結びつくよう注力しますので、よろしくお願いします。
敬具」
この野郎、何が、「時下ますますご清祥のことと、お慶び申し上げます」だ。それが5日の不毛な麻雀以外に楽しみがないわしに言う台詞か。
まあいい。本当に注力してくれるならよ。
早起きしたおかげで、将棋をフルに見ることができた。やはり最初からでないと見た気がせん。
NHKの将棋トーナメントは、2回ごとに棋譜の読み手が変わる、今日は誰だろうかと思っていたら、またもかわい子ちゃんで驚いた。
室谷由紀女流初段
実物は、写真より綺麗
NHKのビジュアル路線はいいけどよ、ちょっとやり過ぎじゃねぇのか。ともかく、将棋トーナメントを見る楽しみが増したことは確かである。
今日の将棋は見ていて疲れた。互いの玉が入玉する持将棋になるたぁ。
持将棋の規定では、24点ないと負けになる。だから、点数の少ない方、すなわち、飛車や角など大駒を持っていない方が、互いの玉が入玉した時点で投了する。
玉が詰まされていないのに、「負けました」と言うのはハガい。わしなら、よう言わん。
それにしても、223手というのは、対局者も読み上げの姉ちゃんも疲れたことだろう。よく途中でクソ意を感じなかったものである。
今日のアタック25は、青のおばさん(と言っても30代)が強かった。女性なのに、得意分野を「相撲」としていることで、ただ者ではないと思っていたら、本当にそうだった。
「いないいないばぁ」の作者の松谷みよ子や、「ハンバーグやロールキャベツなどひき肉料理によく使われる、肉づきとも言われるスパイスは?」のナツメグなどを余裕で正解したのだから。
角もうまく取れて、余裕を持って優勝した。わしは、クイズが強い奴が好きだ。
しかし、相撲の問題が出んかぁ。「大鳴戸親方を抹殺した黒幕は誰でしょう?」という問題を出題してみろってんだ。
「あるアメリカの州」は、カリフォルニア州かニューヨーク州が出されると思った。が、違った。
最後にレッドソックスのユニフォームが映った。ということは、レッドソックスの本拠地のあるボストンが属する州が正解となる。
むろん正解はマサチューセッツ州だが、それは難問というもの。ところが、そのおばさんはわかった。まじで瞠目したわ。
ドーム球場の試合は、序盤で読売が6−1としたので、興味など全くない皐月賞にチャンネルを切り替えた。そこで、レースが始まる前に、競馬がヘタクソな奴にメール爆弾を落とした。
それも卓外戦術の一環よ。ただし、レース中はメールを控えた。それくらいの仁義は切る。
そしたら4時半頃に、奴からメールが来た。「今まで鶯谷で勉強会だったので、結果はまだ知りません。家でビデオでライブ感覚で見ます」だと?
だったら、結果を教えてやろうじゃないか。そうメールしたら、「結果を連絡した場合は、今後甲子園でも同様となりますのでご注意下さい」と返ってきた。
それなら勘弁してやる。だが、明日も卓外戦術はするぜ。その心の準備はしておけ。
明日は心行くまで寝させてもらう。それくらいの権利はあるだろう…。
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