ボリ過ぎだ

 
 昨日は、鶴竜がはたき込まれた瞬間に、録画した相撲を見るのを止めた。その後の野郎の講釈を聞きたくなかったのでな。

 なので、白鵬が物言いをつけ、豪栄道がまげを掴んだことによる反則負けになったことを今朝まで知らなかった。

 白鵬は、同じモンゴル人の鶴竜だったからこそ、手を挙げたのだろう。もし鶴竜がまげを掴んだと思っても、シカトしたに違いない。

 しかし、マゲを掴むのが反則とは、虎の穴の反則に比べたら、甘いもいいところ。野獣の残虐さと悪魔の計算で作り上げたタイガー・ザ・グレートのウルトラ反則には到底及ばない。

 今日は仕事帰りに、雀荘
「サン」の裏にある歯科医院に寄ってきた。

 まず、
「サン」に向かって頭を下げた。そうしたのは、競馬がヘタクソな奴に呪詛を掛けた効果があったからである。

 今日の診療では麻酔を打たれた。今日もほとんど無痛だったので助かった。

 ガキの頃の歯医者の注射はシャレにならないほど痛かった。それからすれば、隔世の間がある。

 麻酔の後、ガリガリ歯を削られ、仮詰めを施された。最後にドサクサに紛れて、レントゲンを撮られた。

 
「こりゃあ、相当金を取られるな」と思っていたら、「4300円です」と言われて吐いた。

 おい〜、保険が利いて、その値段って、高過ぎるぞ。さらに、
「次回は金属で作ったブリッジをはめますので、1万円くらい掛かりますが、大丈夫ですか?」と畳み掛けられ、気絶しそうになった。

 たかが虫歯1本に、何でそんなに金が掛かるんだ? いくら腕のいい歯科医だからって、ボリ過ぎじゃねぇのか。

 それより、
「大丈夫ですか?」って、わしは、そんなに金がないように見えるのか? 麻雀をする時は金を持たない主義だが、それくらいの金ならあるわい。

 それにしても、1万円とはハガい。クソ〜、明日、奴らと麻雀をやったら、1万円以上、奴らから毟り取ったのによ。

 稀勢の里は、豪栄道に取りこぼさなかった。これで、明日の日馬富士戦が面白くなった。

 明日、稀勢の里が勝っても、白鵬が鶴竜、日馬富士相手に星を落とすとは思えない。奴らは結託しているだろうからな。

 広島がヤバいことになっている。交流戦に入って、潮目が変わったくせぇ。

 幸いなのは、今日、読売が負けたことである。途中までロッテ打線が内海を打ちあぐんでいたので、どうなるかと思ったわ。

 8回裏に浦和学院OBの須永が登板した。が、あえなくKOされた。

 かつて須永で琴光喜になったことがある。それだけに、敵ながら悲しかった。

 須永で琴光喜に変身した2003年の選抜では、須永が智弁和歌山の本田にサヨナラホームランを食らって吐き死んだ。そして、須永の最後の夏は、埼玉大会の準決勝で聖望学園にサヨナラ負けを喫して、ファンとして吐き倒れた。

 須永は、これでファーム行きになるだろうな。それだけならいい。今シーズンで自由契約になる可能性が高い。

 さ、明日は、やることがないぞ。それも宿命か…。
 


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