麻雀をせずに正解

 
 今日は麻雀をしなくて正解だったぜ。各地の予選の経緯が気になって、麻雀どころではなかったろう。

 実際、起きてから、ずっとパソコンの前に釘づけ状態だった。

 テレビ中継があった埼玉大会、神奈川大会、東東京大会を見ていたが、それ以上に、午前中に試合があった大阪桐蔭、明徳義塾、九州国際大付の結果が気になった。

 大阪桐蔭は、急成長したという2年生左腕の田中が好投したくせぇ。でなければ、今日の上宮戦を落としていたかもしれない。

 準決勝で、ついに履正社と対戦することになった。この試合が事実上の決勝戦だろう。

 明徳義塾の岸は、さすがのピッチングを見せたようである。6回裏の虎の子の1点を守った。

 馬淵のおっさんが、
「安定感なら日本一なんだ」という岸。決勝戦も、その好投に期待したい。

 九州国際大付は、嫌な相手と思われた自由が丘に快勝した。西日本短大付の速球派、自由が丘の好左腕と、違うタイプのピッチャーを打ち込んだ打線は本物であろう。

 それだけに、もし決勝戦で九州国際大付が負けたら、絶叫マシーンと化す。それはないと思うが…。

 二松学舎は勢いに乗っていた成立学園にコールド勝ちした。これで甲子園まで、あと1勝。

 しかし、決勝戦の相手となった三白眼の男のチームは強敵。三白眼の男のチームは、夏に照準を合わせてきたのか、毎試合、大量点を取っている。今日も関東一を圧倒した。

 三白眼の男のチームと関東一の試合をМXクソテレビのアナが、
「名門対決」と表現した。そんなもん、わしに言わせれば、ゲテモノ対決よ。

 あに?
 「それはないだろ」だと?

 しゃあねぇだろ、長年、早実のライバルとして見て来たんだからよ。

 佐野日大の田嶋は、1−1の場面で降板した。どこか故障していたのかもしれんな。

 う〜む。田嶋を甲子園で見たかった。

 それより、作新学院が勝ったことで船田一族が喜んでいるかと思うと腹が立つ。むろん、作新学院の選手に罪・咎は何にもナイマンである。

 春日部共栄が9年ぶりの出場か。そんなに期待されていなかった今年のチームが甲子園進出を決めて、全国制覇も狙えると言われた2006年と2007年のチームが予選で早々と負けたというのは皮肉な話である。

 日本文理は、大難産の甲子園出場だった。2日連続で絶叫マシーンになるかと思ったわ。

 朝日新聞のサイトからの中継を見ていたのだが、勝って当たり前のなか、日本文理は打撃陣が力んだ。それは、チャンスで悉くフライを上げたことからもわかる。

 日本文理としては、5回まで打ちあぐんだ先発投手を代えてもらって助かった。それでも、9回表を終わって1点をリードされていた。

 9回は、本来の5番から9番に打順が下がっていた飯塚がヒットで出塁した。次打者は、好打の星。
「打たせろ」と叫んでいたら、本当にヒッティングさせた。

 が、レフトフライ。
「これはいかん」と吐きかけたところ、ピッチャーが暴投。そして、2番の黒台がフォアボールで出た。

 これが大きかった。3番の小太刀が乾坤一擲のサヨナラホームランを放ったのだから。勝った方も負けた方も泣いた試合は、こうして終わった。

 日本文理としては、甲子園の方が伸び伸び戦えそうだ。組み合わせや日程にもよるが、北陸勢初の優勝も決して夢でない戦力である。

 広陵−広島新庄は、初回を終わって、2−1と広陵がリード。まさか、そのまま試合が終わるとは…。

 広島新庄の山岡は、いいピッチングをしたんだな。選抜でもそうだったように、打線がやや非力だったのが惜しまれる。

 広陵は心配された投手力が整備されたのか。接戦に強いし、甲子園で上位進出が狙えそうだ。

 関西と神戸国際大付も要注意と言える。特に神戸国際大付である。総合力の高さからして、甲子園で台風の目になる可能性がある。

 今日の試合に勝てば、神戸国際大付が夏の甲子園に初出場になることは知っていた。あの大西がエースだったチームも、決勝戦まで強豪を全て倒してきたのに、決勝戦でノーマークの姫路工に惜敗した。神戸国際大付の関係者からすれば感無量だろう。

 tvkで放送していた横浜の試合は、上の空で試合経過を追っていた。日本文理の試合で、それどころでなかったのでな。

 神奈川は、横浜−東海大相模の決勝戦になろう。どっちが勝っても、A評価が下されるのは間違いない。

 奈良は、赤と紫の決勝戦になった。智弁学園は、立川をよく打ったもんだ。

 ただ、投手力が不安である。これでは甲子園に出ても大きく勝ち進むのは難しい。

 星稜が0−8から9回に9点取って逆転勝ちしただと? さすがに、そんな試合は記憶にない。

 負けた小松大谷ナインが気の毒すぎる。9回は甲子園を意識したのだろうな。あまりに残酷な結果だ。

 豪栄道の大関昇進が決定した。稀勢の里は、うかうかしていると豪栄道にまくられるぞ。

 豪栄道が生魚、納豆、漬物が嫌いだと知った。しかし、タニマチの出す料理は、何一つ残してはいけないのは不文律。

 豪栄道は、あらかじめタニマチに食べられないものを言っているのか? それとも、無理をすれば食えるのか? さすがの相撲君も、どちらかであるかを知るまい。

 豪栄道は、野球賭博をしたとして、2010年の名古屋場所を謹慎休場させられた。それが大関に昇進したのだから、謹慎休場だけで済んで良かったな。

 翻って、気の毒なのは琴光喜である。大関だからいう理由で解雇とは、理不尽もいいところ。野球賭博なんて、男なら誰もが1度は覚えがあるのによ。

 今日のNHKの
「ダーウィンが来た!」は、タスマニアデビルの特集であった。途中、デビルマンの曲が流れた時は痺れた。

 デビルマンの曲は、名曲中の名曲。よくぞ、あれほどの名曲が生まれたものである。

 明日は、福岡大会の決勝戦をネットで中継してくれないものか。そしたら明日もパソコンの前に仁王座りになる。

 ともかく、明日も予選モード全開だ。今は、そういうこっていい…。


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