全紙は買わず

 
 今朝は田無駅の売店で日刊スポーツとスポニチを買った。田無駅の売店でスポーツ新聞を買い求めるのは年に2度。選抜出場校が決まった翌日と、夏の代表が勢揃いした翌日だけである。

 で、レジに並んだら、わしから見て左側のレジ担当の女性が若くて清楚な美人であった。右側にいた女性は十人並み。わしが何を願い、何を試みようとしたかは書く必要なかろう。

 今日は珍しく引きが強く、美人の方に当たった。そこでSuicaを使うバカはしない。お釣り作戦を敢行した。

 その女性は、わしが1紙だけを買ったと勘違いした。わしは、
「2つですよ」と正直に申告した。

 その女性からすれば、スポーツ紙を2つも買う奴など想定外なのだろう。それはともかく、お釣り作戦の対象が見つかったことは幸甚である。

 というわけで、両紙のAランク校だ。

 日刊スポーツ…東海大相模、龍谷大平安、大阪桐蔭、智弁学園、明徳義塾、九州国際大付、沖縄尚学。

 スポニチ…盛岡大付、東海大相模、日本文理、龍谷大平安、大阪桐蔭、智弁学園、明徳義塾、九州国際大付、沖縄尚学。

 日刊スポーツは、相変わらずのデフレ状態だ。選抜の出場校紹介ではAランクにしていた日本文理をBランクに落としたのは、日本文理が新潟大会で、かわい子ちゃんと目されていた高校に苦戦したからだと思われる。

 納得いかないのは、両紙とも大垣日大と広陵をBランクにしていることである。

 スポニチは広陵を、
「投打にバランスが取れ、総合力が高い。エース吉川は粘りが身上。V狙う」と評している。なのに、なんでBランクなのか? 

 大垣日大をBランクした記者は、坂口監督のところに取材しに行け。そしたら評価が変わろう。

 わしは、智弁学園のAランクに疑問を感じる。奈良大会における投手陣の失点が多過ぎるし、選抜でも投手陣に魅力を感じなかった。

 明徳義塾と九州国際大付のAランクには大納得だ。

 スポニチで明徳義塾は、
「1年生から甲子園を経験する岸は全4試合に完投。12年ぶりの頂点を狙う」、同じく九州国際大付は、「福岡大会では決勝最多得点。7戦65点の猛打に充実の投手陣で上位を狙う」と紹介されている。

 日刊スポーツでは、明徳義塾は、
「4度目の聖地と経験豊富な右腕岸が中心」、同じく九州国際大付は、「清水、古沢ら長距離そろう隙のない打線」と書かれている。

 こうしてみると、スポニチと日刊スポーツとでは紹介文の厚みが違うことがわかる。主催の朝日新聞の系列である日刊スポーツの紹介文の薄さをなんとかしろ。

 両紙は、市和歌山をともにCランクにしていた。Cランクの高校に智弁和歌山が負けたのかよ。

 智弁和歌山が出ていれば、余裕でA評価であったろう。やはり、あの試合は予選史上に残る番狂わせだ。

 佐賀北を日刊スポーツはCランクにしていた。2007年の悪夢の大会でも、そうだったはず。

 が、2007年は100年に1度の大会。もうそういう大会は、わしが生きているうちはあるまい。

 以上から、西日本に強豪が多いことがわかる。だから、よけいフリー抽選が怖い。今から絶叫マシーンになる覚悟を決めておかねばなるまい。

 それでも、その都度抽選に戻ったことは良かった。雨だと休むおっさんも、
「そうじゃないと面白くないね」と言っている。

 って、まだわしを琴光喜にしようとしているくせぇ。いい加減、ストーカー規制法で警察に訴えるぞ。

 今週は仕事が加重で吐きまくっている。明日もクソ忙しい。

 これも甲子園休みのための先憂後楽。来週もザトペックになる…。


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