森川の一発が１位だ

　
　今日は、田無駅の売店に清楚な若い美人がいなかった。火曜は出勤日でないくせぇ。いずれにせよ、まだまだ研究の余地がある。　

　大納言に朝日の朝刊を読ませてもらった。今日の高校野球の特集記事は、「記憶に残るホームラン」だった。

　１位がサガンの副島の逆転満塁ホームランだと？　わしが最も吐いたホームランが１位とはフザケるな。

　わしの１位は、森川の奇跡の同点ホームランだ。

　ツーアウトランナーなしからの同点ホームランだけでも凄いのに、ファールフライを取れなかった後に出たこと、さらに打った森川が練習試合を含めても初めてのホームランだったことが加わったのだから、奇跡中の奇跡のホームランと言える。

　しかも、その試合では12回にも嶋田がツーアウトランナーなしからの同点ホームランを放っている。

　森川のホームランが１位でなくして、誰のホームランが１位なんだ？　ちなみに、森川のホームランは全体の２位であった。

　３位には、植草アナが、「甲子園は清原のためにあるのかぁ」と絶叫した清原の宇部商戦での同点ホームランが入った。それに異論はない。

　わしが最も衝撃を受けたホームランは、桑田が水野から打ったレフトへの大ホームランである。ツーナッシングから水野のウェストボールを巻き込んでのホームラン。桑田が打った瞬間、「うわ〜」という声が出た。

　１年生の桑田が絶対的エースだった水野からウェストボールを狙い打っての特大ホームランに、池田ナインがどれほどのショックを受けたことか。蔦監督が試合後に、「水野がちょっと打たれたからって、オタオタしおってからに」と怒ったというが、あれで動揺するなというのは酷ってもんよ。

　いよいよ明日、抽選である。抽選の間は、ずっと息が止まっていよう。

　これも、高野連のアホがフリー抽選にしたからである。頼むから、わしが挙げた大会８強が初戦で顔を合わせるなよ。

　８強といえば、77年の朝日の記者座談会では、千葉商、早実、桜美林、星稜、東洋大姫路、智弁学園、広島商、今治西が８強に挙げられた。

　当時はフリー抽選で、参加校が41校だったこともあり、早実と桜美林、千葉商と東洋大姫路、星稜と智弁学園がいきなりぶつかった。

　むろん、絶叫マシーンになった。早実と桜美林よりも、小松の星稜と山口の智弁学園の方が絶叫度が高かったのは書くまでもない。

　明日は、フリーフォールに乗りたくねぇぞ。龍谷大平安−九州国際大付、大阪桐蔭−明徳義塾なんてことにならないでくれよ。

　わしにとって問題なのは、２日目の組み合わせである。２日目が予定される10日の日曜が出勤になってしまったからである。

　ただ、台風しだいでは日程が狂う。いっそのこと、土曜と日曜が順延にならないものか。むろん、その心構えもしている。

　明日は、朝日に記者座談会が載るはず。大納言に新聞を持ってくるのを忘れないように念を押した。もし明日、二日酔いで出前を取ったら許さん。
　
　いかん。明日の今頃、抽選結果が出ているかと思ったら、熱が出てきた。今日は睡眠薬を１錠多く飲む。

　明日、気絶しないことを祈りたい。