ノバスコシア

 
 あに? 日馬富士が今日から休場だと? 反則負けしただけでもハガいのに、休場とは、完全に嵌まっているな。今のわしを見ているようだ。

 日馬富士が休場するという一報は、昼過ぎに相撲君からもたらされた。昨日、取り組みを終わってから、ずっと目を気にしていたが、相撲を取れない状態に陥っていたとは…。

 当然、不戦敗となった。もし今週の土・日に麻雀ができなかったら、競馬がヘタクソな奴も不戦敗にし、ペナルティとしてチップ10枚分を徴収する。
 
 むろん、スコットランドが独立するかどうかで、勝負してもいい。独立しないにチップ20枚だ。

 わしがスコットランド人だったら、独立に反対する。イギリスという庇護がなければ、経済的に立ちゆくまい。

 ただ、独立したいという気持ちはわかる。アングロサクソン人であるイングランド人は、ケルト系のスコットランド人をバカにしているからな。

 それは、1986年のメキシコ・ワールドカップにおける一次リーグの組み合わせが決まった時のイングランド人記者の記事からも窺える。

 スコットランドは、西ドイツ、ウルグアイ、そして大会で最もスリリングな存在と言われたデンマークと同じ組になり、一次リーグでの敗退が確実視された。

 それを、イングランド人の記者が、
「何事も恐れないスコットランド人らしく、雄々しく散ってもらいたい」と書いたのである。

 スペイン語では、スコットランドをエスコシアという。スペインワールドカップで、そのことを知った。

 しかし、
「カナダのノバスコシアの語源は何か?」という東海大の入試問題を正解することはできなかった。ノバ=新しい、エスコシア=スコットランドで、「新しいスコットランド」が正解である。

 って、誰がそんな悪問を正解できるっていうんだよ。そういうのを受験生に対するイジメって言うんだよ。

 ともかく、スコットランドが独立するかどうかは、明日、判明する。

 キリスト教世界では日曜が安息日なので、こういう重要な投票であっても平日に行われる。アメリカの大統領選もそうである。

 今日も、あと数時間で終わる。明日、生きていなくてもいい…。

次の日へ 前の日へ
日記トップへ HPトップへ
ノバスコシア