珍しく英断したな

 
 ちったぁ審判部を見直したぜ。明日、白鵬−逸ノ城を組んだのは英断と言える。

 誰だって、白鵬−琴光喜より白鵬−逸ノ城を見たいと思っていたところ、今日の結果からして、それが大正解だった。

 明日、白鵬が逸ノ城に負けたら、相撲界の根幹が揺らぐ。言ってみれば、羽生軍団の頭目がコンピュータ将棋に負けるようなもの。さすがに、
「白鵬よ、お前もか」にはならないと思うが…。

 逸ノ城が立ち合いにまた変化したのは、ちょっと興醒めであった。それでも勝ちは勝ち。注文相撲に嵌った方が悪い。

 新入幕の力士が横綱に勝ったのは41年ぶりか。大錦が琴桜に勝ったことを覚えているかどうかについては、ここでは申し上げない。

 白鵬が豪栄道に不覚を取るとは思ってもいなかった。今場所もほとんど隙がなかった白鵬に対して、豪栄道は勝ち越すのに青息吐息の状態。相撲君も、豪栄道が勝つとは思っていなかったろう。

 豪栄道といえば、野球賭博事件に連座して、十両まで落ちたことで知られる。その時、琴光喜のようにクビにならなくて良かったな。大関にまでなれたのだからよ。

 それに対して、気の毒なのは琴光喜だ。大関という責任ある立場だから解雇って、法の下に人は平等ではないのか? 

 それに、野球賭博なんて誰だってやっていることじゃないか。野球賭博の1つもやらない奴は、男として失格よ。

 明日の白鵬−逸ノ城は、近年になく、楽しみな一番だ。むろん、どちらが勝つかで勝負してもいい。

 明日は土曜なのに忙しい。もう寝る。


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