ヨルダン戦
出前出勤ならず。朝7時に起きられなかったのである。
それでも、9時前に目が覚めた。おかげで錦織の試合をフルに見ることができた。まさに早起きは三文の得である。
NHKとしては、午前中に試合が終わってホッとしたはず。でないと、正午のニュースに中継が跨るところだったからな。
しかし、ガンだったのは、試合中にもかかわらず、ショートニュースが中継に挟まることである。高校野球の中継におけるショートニュースに何度キレたことか。
そのショートニュースで、斎藤仁氏が亡くなったのを知った。思わず声が出たわ。
斎藤仁氏は、ロス五輪とソウル五輪において、95kg超級で金メダルを取っている。ロス五輪時は無差別級と95kg超級があったので、無差別級は山下氏、95kg超級は斎藤氏が代表になった。
「山下には絶対勝てない」と思った強豪外国人は、こぞって95kg超級にエントリーした。それで優勝したのだから、斎藤氏は大したものであった。
普段はライバルの山下氏と斎藤氏であったが、ロス五輪で山下氏が決勝戦で1本勝ちした瞬間、斎藤氏が渾身のガッツポーズをしたのが印象に残っている。
ただし、山下氏の最後の試合は、斎藤氏が勝っていた。山下氏を無敗のまま引退させようする影の力が働いたのは明らかであった。
斎藤氏は、全日本男子の代表監督を務めた。その時の不肖の弟子が石井である。
大豊氏といい、斎藤氏といい、早過ぎる旅立ちだ。本当に儚い。
十両の取り組みから相撲を見ていたら、イスラム国が日本人を人質にして身代金を要求しているというニュースが飛び込んできた。
当然、相撲は教育チャンネルでの放送となった。相撲を録画しているはずの相撲君は、録画されていなくて吐いたことだろう。
それにしても、2億ドルたぁ。払うも地獄、払わずも地獄だ。
ヨルダンは世界レベルではかわい子ちゃんだが、日本にとっては、かわい子ちゃんではない。通算成績が1勝1敗2分ということからも、それがわかる。
だが、今日は危なげない勝利であった。見ていて失点する感じが全くしなかった。
それでも、セルジオ越後先生は、明日のコラムで腐すのか? まあ、それが持ち味だからな。それはそれで面白い。
今日の試合で本田と香川が得点したことからしても、いい流れで来ている。そのいい流れを手放すなよ。
麻雀では、いい流れを持って来ること以上に、いい流れを維持し続けることの方が難しい。サッカーでも、それは同じだろう。
次の試合まで中2日たぁ、きつい。じじぃの遠藤をもっと早く交代させるべきじゃなかったのか?
明日から4日連続出勤である。今、地味に闘っている。
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