大会9日目

 
 大阪方面の天気が気になって、7時半に目が覚めてしまった。それからの1時間が長かった。高校球児が映し出されてホッとしたわ。

 今日が雨天順延になっていたら、まじで吐き倒れているところだった。気象予報士どもめ、脅かしやがって、この野郎。

 大阪桐蔭は勝負強い。今日の常総学院戦で、その思いを新たにした。

 東海大菅生、八戸学院光星とブスチームに当たってきて、今日は、やりづらい相手の常総学院。そのブロックを勝ち抜いたのは、経験の賜物であろう。

 実際、今日の試合は負けパターンであった。それを引っくり返したのは、地力と経験に裏打ちされたものと思われる。

 試合は、ツーアウト1塁からツーベースが出た後でランナーが生還できたかどうかで明暗が分かれた。

 常総学院はランナーが刺され、リードを3点にすることができなかった。一方、大阪桐蔭は、福田が同点のホームを踏んだ。

 特に大きかったのは、前者のプレーである。中盤で3点差になっていたら、ムーミンも真っ青だったろう。

 こういう試合をものにしたのは、大阪桐蔭にとって大きい。優勝するには、こういう試合を勝たないとならない。

 平沼と静岡打線の勝負は、平沼に軍配が上がった。3点は取ったものの、4安打しか打てなかったからな。

 その3点も、スクイズのセンターのエラーでの3点。それでも、南海権左流に考えれば、平沼から1点しか得点できなかった仙台育英打線より静岡打線の方を上ってか?

 それにしても、平沼のピッチングは見事であった。大阪桐蔭も容易に攻略できまい。

 静岡の村木とすれば、平沼への配球に悔いが残る。2−1と追い込んでいたのだから、フォークを投げたいところであった。

 静岡の最初のスクイズは読んでおった。やはり、わしの野球頭は王大先輩以上だな。

 大阪桐蔭−敦賀気比は、昨夏の準決勝と同じ顔合わせある。その試合では、敦賀気比が初回に5点先行しながら、平沼が打たれて大阪桐蔭にマクられた。

 その試合では、平沼が連投でボロボロだった。それだけに、平沼には期するものがあろう。

 ただ、敦賀気比打線が昨夏のチームに比べて落ちるのが懸念材料である。静岡のややかわい子ちゃん左腕を打てなかった敦賀気比打線が田中を打ち込めるとは思えん。

 浦和学院は、予想外の快勝であった。高橋から5得点するとは想像していなかった。

 高橋には連投と雨の影響があったのか? 前の2試合より球威がなかったように見えた。

 それより、県岐阜商打線がかわい子ちゃん過ぎた。あの打線では、夏の予選を勝ち抜くのは厳しいだろう。

 Dゾーンから東海大四が出てくるとは、大会前に誰が思っただろうか? 東海大四は、神宮大会で浦和学院に6回コールド0−10で負けているからである。

 浦和学院としては、健大高崎より東海大四の方が組むし易いのは確か。ただ、今度は大勝ということはないと思われる。

 健大高崎は悔しかろう。明日の浦和学院戦を念頭に、エースの川井を先発させなかったほど勝つ自信があったろうに。

 やはり一戦必勝だな。冨士夫ちゃんが言っていたように、甲子園は控え投手で勝てるほど甘くないということか。

 ベスト4進出校のうち、3校がどのスポーツ紙もAランクとした高校である。大阪桐蔭、敦賀気比、浦和学院。そういう大会も珍しい。

 準決勝の予想であるが、大阪桐蔭−敦賀気比は互角。浦和学院−東海大四は、浦和学院が優勢なのは間違いない。

 あら? 読売の試合が録画されてなかった。

 しかし、それが良かった。読売がバカ勝ちしたたぁよ。もっとも、そんな試合、途中でブチ切るがな。

 アタック25も録れていなかったのはハガい。新しいブルーレイデッキは、2番組同時に録画できるんじゃなかったのか? 

 まあいい。今後また実験してみよう。

 明日は、最後の出勤日になる。そして、最後の満員電車に乗ることになる。

 明日は密着プレーは自重する。瓜田に靴を入れずを実践するのだ。

 明日の最後の早起きがハガい…。


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