妖将軍・ムザン
 
 プー太郎生活98日目。
 妖将軍・ムザン。今日のアメリカ戦は、その言葉しか見つからない。
 格上の相手に勝つには先取点が絶対条件なのは、サッカーも野球も同じである。
 KKのPLを倒した岩倉、取手二、伊野商は、いずれも先取点を取った。82年スペイン大会でイタリアが黄金の4人のブラジルに勝てたのも、ロッシが先制点を挙げたからである。
 それほど先取点が重要なのに、よーいドンで2失点では、どうにもならん。麻雀で言えば、東1局で親満を立て続けに振ったようなもの。
 特に1点目が効いた。あれで浮き足だったのは間違いない。
 あの1点目で、2巡目に を切ったら、競馬がヘタクソな奴のピンフ・三色・ドラ1の親満に当たったことを思い出したわ。それは学生時代であった。
を切ったら、競馬がヘタクソな奴のピンフ・三色・ドラ1の親満に当たったことを思い出したわ。それは学生時代であった。
 その打ち込みに吐いていたわしに、「ドラそばが出るか」と憎まれ口を聞いていたのも、今や昔。
 この前のクソ麻雀で4連続大敗を食らった奴は、「学生時代に稼いだ分が全部なくなっちゃうよぉ」と嘆いていた。ふっ、哀れだね、どうにも。
 立ち上がりに2点取られた時点で勝負あったのに、17分に3点目を食らうたぁ。それこそ、ぶっ飛びである。
 大儀見の得点も、0−4からの1点では焼け石に水。それでも、完封されるよりはまし。
 組み合わせに恵まれたとはいえ、よくやったことは確かである。そこは、ひねくれ者のわしでも称賛したい。
 ティップネスに行ったら、おばさん同士が今日の試合を話題にしていた。「子供を送り出して戻ったら、もう0−2になっていたわ」と、おばさんも吐いていた。
 男子ロッカー室では、団塊野郎同士がギリシャ問題について話していた。
 ちったぁ、高尚な話をしてるじゃねぇか。ま、どうせ、てめぇの株の心配でもしているんだろうよ。
 メジャーのオールスターのファン投票は、順当な結果になった。中間発表で、ア・リーグのDHを含めた9人のうち8人がロイヤルズ勢だった時は吐いたけどな。
 ファーストがミゲル・カブレラ、セカンドがアルトゥーベ、サードがドナルドソン、DHがクルーズと、真っ当な結果となってホッとしたわ。
 その辺は、日本のドアホなファンとは違う。去年の広島勢の金太郎アメには、つくづく呆れ返ったもんである。
 夕飯をやった後、小太郎と遊んでいたら、小太郎の口から何か出てきた。何かと思ったら、乳歯であった。小太郎は、歯の生え変わりの時期のようである。
 小太郎の歯が全て永久歯になって噛まれたら、絶叫マシーンになる。だいぶ噛み癖が収まってきたとはいえ、なんとかしないといかん。
 今日は早起きしたので、今晩は10時間は寝る。本当にプー太郎そのものである…。
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