金がないだと?
 
 プー太郎生活101日目。今日の誕生日が100日目にならなかったのはハガい。
 101といえば、「101回目のプロポーズ」である。柄にもなく見ていた。
 「101回目のプロポーズ」が不朽の名作なのは疑いようもないが、今だったら武田鉄矢は余裕でストーカーで警察に訴えられている。いくらんでも、しつこ過ぎだ。
 「101回目のプロポーズ」では、ショパンの「別れの曲」が頻繁に流れる。「別れの曲」がドラマに見事にマッチしていた。コシューシコ、ワレサとともに、ショパンがポーランドの三大英雄の1人と言われるのは尤もである。
 競馬がヘタクソな奴の奴はなっとらん。お前はミスターXなんだから、ミラクル3/ボスの誕生日に、いの一番にお祝いメールをよこしてしかるべきだ。
 で、昼過ぎ、「早実の昔の問題」という件名でジャブを放った。奴にメールした真の目的は、メンツ集めであることは書くまでもない。
 「@1〜10までの自然数を全てかけてできる数は、下何ケタに0が並ぶか。A1〜100までの自然数を全てかけてできる数は、下何ケタに0が並ぶか」 
 そしたら、「@は2、Aは面倒くさい。昔なら秒殺だったが…」と返信が来た。
 あんだと? そんなことが許されるか。早く解け。そしたら、何とか正解した。
 それからは電話で話した。「麒麟も老いれば駄馬だな」と言ったら、「そう言うのか」と返ってきた。
 もうええ。これ以上は、何も言わん。
 「18日か19日にやるからメンツを集めろ」と命じたら、「金がない」と、情けないことを抜かしくさった。
 競馬でやられっ放しだと? だから、あれほど「競馬から足を洗え」って言ったろ。
 金がないなら、田村でいいじゃないか。
 
 あに? それはプライドが許さないだと? 4連続大敗の奴が何をエラソーに言うか。
 そんなもん、かみさんに金を借りれば済むことだろ。ただし、他人の金で打つなよ。「博打を他人の金でやると地獄を見る」と、故安藤満プロも言っていたぞ。
 何とか宥めすかして、メンツ集めをやらせることに成功した。ったく、初めから素直に命令を聞いとれ。
 できれば18日にしろ。19日は、大阪桐蔭−履正社があるからな。
 ティップネスの帰りに、コージーコーナーに寄って、ケーキを買った。ふっ、哀れだね、どうにも。
 しかし、小太郎がいる。本当は犬にケーキを食べさせてはいけないのだが、ほんの少し食べさせた。
 小太郎は、あっという間に平らげた。下痢をしなければいいが…。
 来年の誕生日もプー太郎なのは確定的である。それに動揺するわしではない…。
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