耳たぶを噛まれる

 
 プー太郎生活113日目。

 仙台育英が勝ったことで、絶叫マシーンにならずに済んだ。大型チームの仙台育英を再び甲子園で見たかったのである。

 仙台育英の評価が難しい。バッティングがいいことはわかとっとる。今日も打線が炸裂した。

 問題は、絶対的エースの佐藤世那が調子を取り戻せるかどうかである。今日は無失点だったものの、昨日の試合では、1人の打者もアウトに取れず、打者4人で降板になったくせぇ。

 救いは、甲子園の開幕まで日があることである。その間に、うまく調整できるか? 

 いずれにせよ、仙台育英はAランクに評価されよう。そして、いつものように、あっさり敗退するだろう。

 ここ数年で最も分析に念が行っているのは、プー太郎になったことで全試合が見られるからだけではない。封印していた琴光喜を解放するからである。

 プー太郎の今、琴光喜になって万が一があっても、怖いものは何にもナイマンだ。

 今日は、先週の木曜以来、久しぶりにティップネスに行った。アフターヌーン会員は祭日は利用できないので、昨日の海の日には顔を出せなかったのである。

 ティップネスのミニレッスンで、なかなか綺麗な女性とペアを組んだ。といっても、人妻だろうよ。

 わしは、高3の時に人妻と付き合っていた早実の同級生じゃねぇ。人妻に興味はない。

 ティップネスから帰宅したのは5時だったので、相撲をリアルタイムで見ることができた。

 白鵬がカモにしてきた栃煌山に負けるたぁ。昨日のアッパーカットの報いだな。

 これで明日の白鵬−照の富士が見逃せない一番となった。場所前、照の富士の成績をクンロクと予想した不明を恥じたい。

 小太郎は、わしに腹を見せる。だから、わしに服従していることは確かだと思われる。

 が、噛み癖が治らん。今日、肩越しに小太郎を抱いていたら、耳たぶを噛まれて絶叫マシーンになった。まじで小太郎の噛み癖、シャレにならん。

 訓練士に預けることも検討したが、とんでもない金をふんだくられることが判明した。しかも、2〜4か月も預けることになる。

 そこで、カリスマ訓練士のしつけ法DVDを購入することにした。インパチ掛かるのがハガいとはいえ、それで噛み癖などが矯正されれば安いものである。

 インパチといえば、おとといの麻雀で、競馬がヘタクソな奴が東1局でテッポウ野郎に連続で親満を打って残り700点になったのに、最後まで飛ばせなかったことが未だに納得いかん。

 残り700点だと、
「リーチ」という声を出した瞬間に飛びルールが適用される。その場合、3人に飛ばされたことになり、飛び賞としてチップ2枚を3人に払わねばならない。また、1人ノーテンでも同じことになる。

 野郎は、他人同士の打ち込みの恩恵でオーラスまで持ち堪えた。

 オーラスは、わしが親だった。ダブ東を掴まないとは、運のいい奴だ。

 奴からダブ東で和了って飛ばすはずだったのに、テッポウ野郎から出た。リーチ・ダブ東・ドラ1。デバサイでトップになったからいいか。

 競馬がヘタクソな奴を飛ばすために、和了り止めにしないバカはしなかった。わしのモットーは、
「人はナメても麻雀はナメるな」である。

 今、小太郎は寝ている。間もなく、その後に続く…。

次の日へ 前の日へ
日記トップへ HPトップへ
耳たぶを噛まれる