ボスキャラじゃねぇ
プー太郎生活242日目。
しまった。午後1時まで寝てしまった。
いくらプー太郎とはいえ、11時間も寝るバカがどこにおる。いくらなんでも寝すぎだ。
起きてすぐに小太郎にメシをやり、散歩に連れ出した。この時間だと暖かいので、散歩には適している。
それからティップネスに行った。ティップネスの会費に負けて堪るか。
ティップネスから帰ってきて、土・日に録画して、まだ見ていなかった番組を見た。アド街、「ついていってイイですか」、将棋、「ダーウイン来た!」などである。
アド街は、薬丸のコーナーがなくなったので、毎週、録画している。それでも、スタジオの芸能人のおしゃべりは早送りしているがな。
おとといのアド街は、新宿の花園であった。花園は飲み屋街なので、わしには無縁である。
8位は、「突風」というゴールデン街で最古のバーと言われているバーであった。そこのマスターの名前が「柴田秀勝」と紹介された。
ん? あの柴田秀勝と同姓同名じゃないか。
と思ったら、マスターが「ようこそ」としゃべり、「皆さん、この声に聞き覚えがありませんか」というナレーションが入った。
そう、ミスターXの声を担当した柴田秀勝氏だったのである。すかさずタイガーマスクの主題歌が掛かり、「フフフフハハハハ、いらっしゃいませ。タイガーマスクのミスターXです」という声が流れた。
そして、ナレーターが、「そう、柴田さんは、錚々たるボスキャラを演じてきた声優さんなのです」と紹介し、その一覧が映し出された。
「タイガーマスク」 ミスターX役
「機動戦士ガンダム」 デギン・ザビ役
「デビルマン」 魔王・ゼノン役
「マジンガーZ」 あしゅら男爵役
「銀河鉄道999」 機械伯爵役
「ドラゴンボール」 チャパ王役
「ONE PEАCE」 モンキー・D・ドラゴン役
「NARUTO」 三代目火影役
「鋼の錬金術師」 キング・ブラッドレイ役
わしは、ミスターX、ゼノン、あしゅら男爵以外は知らん。わしは、見る漫画も偏っているのだ。
それはそうと、ミスターXとあしゅら男爵がボスキャラってのは間違っているぞ。ゼノンは、まごうことなきボスキャラだが。
特にミスターXをボスキャラとしたのには、タイガーマスク・フリークとしては黙ってられん。
ミスターXは単なる虎の穴のマネージャーで、ボスキャラでも何でもない。
常に虎の穴の支配者である赤覆面の3人に指示を仰ぎ、タイガーマスク/伊達直人に対して、文字通り、虎の威を借る狐だったではないか。現に、直人に、「ドブネズミ」呼ばわりされていた。
それと、シリーズ終盤では、ミラクル3/ボスに全く頭が上がらずにネチネチとイビられていたことを番組スタッフは知らんのか?
それのどこがボスキャラなんだよ。スタッフは勉強不足だ。
それはそうと、柴田秀勝=ミスターXという位置づけには納得だ。柴田秀勝氏も、超名作・タイガーマスクに絶対に欠かせない声優である。
漫画家の水木しげる氏が亡くなった。戦死率80%以上だった第二次世界大戦の南方戦線から帰還した水木しげる氏も、死という定めからは逃れられなかったか。
アカギの言うところの、「人は誰もが死ぬ。例外なんてねぇのさ」を改めて実感したわ。
南方戦線で戦死しなかった木しげる氏も、左手に大怪我を負った。南方戦線から生きて帰ってきた兵士で五体満足だった者は、そうはいまい。
星一徹も右手を負傷し、やむにやまれず魔送球を編み出したのは有名な話である。
水木しげる氏といえば、なんといっても、「ゲゲゲの鬼太郎」である。
わしは、白黒版のが最も面白かったと思う。カラー版第1作では、「牛鬼」が最高傑作ではないか?
カラー版第2作は話にならん。鬼太郎の声が戸田恵子で、ねずみ男の声がタイガーマスクの富山敬では、作品が台無しよ。
それ以上に、夢子ちゃんというかわい子ちゃんキャラに吐いた。カラー版第2作の第1話を見たが、3分と持たなかったわ。
鬼太郎は野沢雅子、ねずみ男は大塚周夫でないとダメよ。それは鉄板である。
声優が変わると、同じ漫画であっても作風がガラリと変わる。ドラえもんの大ファンで、毎週欠かさず見ていた元上司が声優陣が全て交代したことに吐き倒れて、2度と見なくなった気持ちはわかる。
現在、9時を過ぎている。午後7時〜9時指定のペットショップからの宅配便が届かん。
明日、ペットショップか宅配業者に不幸の電話をしたる。イチイチ、ハマるのが納得いかん!
次の日へ | 前の日へ |
日記トップへ | HPトップへ |