とんだ無駄足

　プー太郎生活340日目。

　クソ〜、とんだ無駄足になった。以下に、その経緯を書きたい。

　午後から高田馬場に用があったので、１時半過ぎに家を出た。時間に遅れてはならないので、早めに出発した。

　言っとくが、キムラには変身してないぜ。キムラの源氏名を名乗る時は、反則日記で予告したい。

　その用事が済んだ後、税務署に行こうと思い、昨日の夜に揃えた書類をカバンに入れていた。

　高田馬場の駅に着いたのは、３時半ちょっと前であった。そしたら、35分に到着する特急・小江戸号の表示が目に入った。

　そんなもん、乗るに決まっとる。東村山駅までノンストップだからな。

　特急料金が360円というのはハガかった。とはいえ、チップ１枚分にもならないので、360円を払った。

　かつて小江戸号は、東村山駅に止まらなかった。それで、東村山駅を利用する奴からアヤがついたのだろう。いつの頃からか、東村山駅にストップするようになった。

　税務署に着いたら、拍子抜けするほど空いていた。で、すぐにわしの番となった。

　対応したおっさんが、「去年の控えを出して下さい」と言ったので吐いた。そんなもん、持ってねぇ。

　「パソコンで調べれば、去年の数字がわかると思うのですが…」と粘ったが、確定申告をしている奴らが全てのパソコンを使っているので無理であった。

　クソ〜、あいつらのせいで、無駄足になってしまった。交通費を返せ。

　頭にきたので、駅のそばのラーメン屋に寄った。どうやら、パーコー・ラーメンが看板くせぇ。

　あんだ、そこのオヤジの強面ぶりは。どう見ても、堅気には見えんぞ。

　わしは猫舌なので、パーコー・カレーを頼んだ。そしたら、オヤジは不機嫌攻撃を繰り出した。

　わしが何を食べようと自由じゃねぇか。不機嫌攻撃の意味がわからん。

　味は、まずまずだった。明日もしかたら、チャーハンとギョーザを食うかもしれん。明日、税務署にリベンジに行くのでな。

　それにしても、去年の控えを探すのに苦労したぜ。見つけるのに、小１時間も掛かってしまった。

　なんでも、去年の控えがないと、払う税金が高くなるという。だから、執念で探し出したのであった。

　明日は天気がいいし、税務署は混んでいよう。それを覚悟して、今晩はたっぷり眠って、スタミナを養いたい。