乱戦のPK戦

 プー太郎生活457日目。

 ドイツの選手が3人もPKを外したのを初めて見たわ。というか、ドイツの選手が国際大会の本選でPKを失敗したのは、82年スペイン・ワールドカップのシュティーリケ以来ではないか?

 それでも勝ったのは、ノイヤーの相手キッカーに対する圧力によるものだと思われる。ブッフォンについても同じことが言える。

 相手キーパーが世界最高峰レベルだと、蹴る方にプレッシャーが掛かるわな。それでも、そういうのにドイツの選手は無縁だと思っていた。

 これを決めれば勝ちというPKを、ナチの制服が最も似合うシュバインシュタイガーがミスしたのには驚いた。

 こうしてみると、かつてのブライトナー、ルンメニゲ、マテウス、ブレーメらは、心臓に毛が生えていたんだな。

 ともかく、ドイツの勝ち上がりは順当と言える。デ・ロッシを欠いたイタリアには、ほとんどチャンスがなかったし。

 それにしても、イタリアはハガい。2006年のドイツ・ワールドカップで優勝したことで運を使い切ったのか、2008年のヨーロッパ選手権以降、ハマっている感がする。

 今大会も、ここで姿を消すのは惜しい。できうれば、ドイツ戦が決勝戦であった欲しかった。

 ドイツとすれば、こういう試合をモノにしたのは大きい。全ての試合に快勝するというのは、まずあり得ない。

 国際大会で圧勝続きで優勝したのは、87年のラグビーワールドカップのオールブラックスくらいか? 

 バスケットのアメリカドリームチームは例外である。あれは反則だ。

 あに? 大谷が1番・ピッチャーで出場しただと? 

 それで1回表に先頭打者ホームランを打っただと? まさに土門剛介である。

 プロ野球で1番・ピッチャーというのは史上初か? 少なくとも、わしは記憶にない。

 結局、大谷は無失点か。規格外もいいところだな。

 ヤクルト−読売は2時半試合開始だったのに、テレビ中継が4時からとは、あんだ! それ以上に、また大久保が放送席に居たことに吐いた。

 人間性が最低だわ、現役時代の実績は大したことないわ、解説になってないわ、声は聞き苦しいわ、こんな奴を放送席に座らせる方が悪い。

 画面に、
「メークドラマ再び」とあって吹き出したわ。そういう戯言で、如何に読売が苦境ということがわかる。

 メークドラマとは、聞くだに吐き気がする。96年の読売の優勝など、断じて認めん。

 実際、審判のジャッジが酷かった。解説の西本幸雄氏が、
「巨人に劇的な一打が出る前の1球に怪しいジャッジが多いですよね」と言っていたし、読売番の記者達は、「ああいうジャッジで勝ったら、ミラクルの価値が下がる」と言い合っていたそうである。

 というわけで、今日も読売が負けた。
「メークドラマ再び」と打つように指示した人間は始末書を書け。

 録画した将棋とアタック25は、後日に見る。将棋は、名ばかり九段の象徴である石田和雄九段のシャワシャワ解説が楽しみである。

 昨晩、とっつぁんに、
「明日の将棋は和雄ちゃんが解説をします」とメールしたら、「見てみます」と返ってきた。とっつぁんも悪趣味である。

 明日は、早実時代からの友人との飲みである。鶏肉料理の専門店ということだから食いまくってやる。

 そうすれば快便が復活するだろう…。

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