神も仏もいねぇ
プー太郎生活543日目。
昨日、寝る前に報知新聞のサイトに接して凍りついた。イチローと同僚のホセ・フェルナンデスが事故死したニュースを知ったからである。
1989年にメジャーの試合をNHK・BSで見るようになってから最大のショック。思わず、「ウソだろ!」と叫んだ。
イチローと同僚ということで、ワールドスポーツMLBでマーリンズの試合は頻繁に取り上げられ、フェルナンデスのピッチングを何度も見た。
160km前後の剛速球と2種類の鬼のようなスライダーで三振の山を築き、与四死球も驚くほど少なかった。
現在でもメジャー屈指のピッチャーで、将来はメジャーbP投手になることも嘱望されていただけに惜しまれてならない。
何より、本人と家族が気の毒だ。婚約者が身重とは…。
「人は必ず死ぬ。例外なんてねぇのさ」(アカギ)にしたって、24歳で天に召されるなんてよ。世の中、神も仏もいないな。
イチローのファインプレーにマウンドで帽子を取ってイチローに謝意を示したフェルナンデスのあどけない笑顔が瞼に焼き付いている。
だからして、昨晩は、あまり眠れなかった。睡眠時間6時間ではハガい。
ティップネスで運動している時も、フェルナンデスの笑顔が目に浮かんだ。単なるメジャーファンのわしでさえそうなのだから、同僚のショックは計り知れん。
今日は日が悪いと思って、今のアパートの解約の申し出は、明日に伸ばすことにした。嫌なことから逃げるのが、わしの真骨頂である。
小学校時代、ばばぁ担任からの家庭通信欄に、「皆でやる掃除をなるべくサボろうとしています」と書かれたことがある。まさに、「三つ子の魂百までも」だ。
しかし、弟にそのことを言ったら、「さっさとやれ」とドヤされた。「済ませた」とシャミを引いておけば良かったわい。
弟も、フェルナンデスの事故死を知っていた。「ボートで事故ったんだろ」って、けっこうなニュースになっているんだな。
6時からNHK・BSでオリックス−日本ハムを見た。こういう際どい試合をモノにしたことからも、日本ハムが優勝の勢いにあるのがわかる。
しかも、ソフトバンクはサヨナラ負けした。ソフトバンク、ヲワタ。
今日は、ワールドスポーツMLBを見る気にならん。見たら泣くだろう。
本当に人の運命はわからないものである。明日、わしが死んでも何ら不思議はない…。
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