選抜、確定
プー太郎生活582日目。
いや〜、痺れた。早実のサヨナラ勝ち以上に、ワールドシリーズの第7戦にだ。
帰宅して、録画した第7戦を見た。ライブでの観戦だったら感電死していただろう。
朝、雨だと休むおっさんから、「大リーグの予想は? 早実は勝つかな?」というメールが来たので、「神宮球場に観戦に行きます。ワールドシリーズの結果を言わないで下さい」と返信した。
なのに、午後に、「メジャーは、なかなか痺れる試合でした」と送ってきやがった。
だから、「言うな」と書いたろ。雨で出前を取りまくっていることを人事本部長に訴人したるぞ。
ついにカブスがヤギの呪いを解いた。ヤギを連れての入場を断られた元カブスのファンは、草葉の陰で吐いておろう。
108年ぶりのワールドチャンピオンとは時空を超えている。むろん、当時を知っているファンはゼロである。
108年前は1908年。第一次世界大戦前というのにメジャーの歴史を感じる。
カブスは底力があった。1勝3敗から3連勝したのは、真に実力がある証拠である。
インディアンズとしたら、雨で17分間中断したのにショーを続投させたことに悔いが残る。百戦錬磨のフランコーナ監督らしくない采配であった。
ここで知ったかぶりをさせろ。今日の試合で始球式をしたジミ・トーミは、1995年のチームでは6番を打っていた。
そして7番は、若き日のマニー・ラミレス。当時のインディアンズの強力打線ぶりがわかる。
閑話休題。早実−日大三だ。
かなりの混雑が予想されたので、10時に家を出た。さすが、わし。その辺に抜かりはない。
書記長は午前中に野暮用があるとかで、12時半に合流するとのことであった。そのほか、書記長夫人とサークルの後輩の女性も、午後12時半に来ることになった。
11時過ぎに神宮球場に着いたら、すでに長蛇の列ができていた。これは、「計算外だよ、玄大佐」ではない。
午後2時に試合開始予定だったのだが、その前に行われた慶応−法政の六大学新人戦の決勝戦が長引き、試合開始が30分遅れることになった。
試合が伸びたのは、法政が10点取るという猛攻を見せたからである。おい、法政。空気を読め。
列に並んで懸念されたのは、クソ意を催さないかということである。クソに行ったら、振り出しに戻ってしまう。
が、クソ意に襲われなかった。昨日、敢えて読まなかったゲンダイに没頭した、わしの作戦勝ちである。
書記長らは、わしが9番入口に居た時点で来た。時間は12時40分であった。
席は、早実側の3塁側のいい席を取れた。約2時間、並んだ甲斐があったわけだ。
長い時間並んでくれたということで、書記長がメシを奢ってくれた。
で、福神漬けをテンコ盛りにしたカレー大盛と串カツを持って席に戻ったら、わしが偏食なことを知っている書記長夫人が、「福神漬け、食べられるんですか?」と驚いた。
福神漬けは守備範囲じゃい。その辺は、同じ偏食家でも、モノホン君やドクターを凌駕していると言える。
試合前のノックを見て、日大三のファーストがデカいことに目が行った。
あれが金成か。193cm、101qとは凄い。
金成は、名前からして韓国系だと思った。が、書記長がスマホで調べたところ、日米のハーフであることを知った。
その金成がウドであることを願った。5番だから、その可能性は高いと思われた。
ウドと言えば、日本ハムに移籍した大田である。読売で活躍しなかったのに、報知の今日の一面が、「ありがとう、大田」には違和感を覚えたわ。
金成はウドではなかった。日大三の6点のうち、ホームランと二塁打で5点を叩き出した。もし選抜に出場したら話題を集めよう。
あんだ、あんだ、今日の清宮は。5打席連続三振たぁ。
これで清宮が、不知火に4打席連続三振を食らったことで深刻なスランプに陥った山田みたいにならないといいのだが。
ところで、試合中に清宮のオヤジさんを見た。何かオーラみたいなものはあった。
早実は勝ったものの、やはり投手力に難がある。先発の1年生・中川は直球ばかりで、球速も140q未満。
リリーフに出た左腕2人も、かわい子ちゃんに近い。こりゃあ、選抜大会で大きく勝ち進むのは難しいな。
日大三の左腕の桜井はスライダーが切れる。最後のサヨナラホームランは、清宮を三振に取ってホッとしたところを打たれた感じであった。
ただ、ワンアウト2塁で4番バッターだったから、敬遠策が賢明であったろう。
わしが書記長に、「ここは敬遠だよ」と言っていたことを申し添えておきたい。わしは、結果論の鬼であった松永玲一氏と違うんじゃい。
今日の負けで日大三の選抜出場が微妙になった。試合ぶりからすれば、関東5位と思われる慶応より有利である。
だが、地域性と早慶のアベック出場とかいうフザケた理由で、日大三が落とされる可能性がある。
だから、21世紀枠がガンなんだよ。21世紀枠については、おおらかな性格の書記長夫人も、「21世紀枠、大嫌いですよぉ」と言っていた。
それにサークルの後輩の女性も同意した。わしは、21世紀枠に賛同する人間を1人として知らん。
欺瞞そのものの21世紀枠は、高野連のクソどもの自己満足としか言い様がない。
サヨナラホームランの余韻に浸りながら神宮球場を出たら、何と森喜朗が車に乗るところに出くわした。そんなもん、罵声を浴びせたに決まっとる。
「老害、早く辞めろ!」と喚いたが、奴に聞こえたであろうか?
生清宮親子はいいが、生森など、不愉快そのものだ。平尾誠二氏が亡くなって、こんな奴がピンピンしているなんて、不条理にも程がある。
明日は、引っ越し業者と不動産屋のおっさんが引っ越し料金の見積もりに、うちに来る。とんでもない額を示されそうな嫌な予感だ…。
次の日へ | 前の日へ |
日記トップへ | HPトップへ |