嵌りまくり

 プー太郎生活633日目。

 何がクリスマスイブだ。こちとら、嵌りまくたっわ。

 朝の散歩を終えて、ワイヤレスヘッドホンの設定をしようと思ったら、送信機械のアダプターの線が切れてやがった。

 そんなことは初めてである。むろん、ヨドバシカメラに、
「ドレムラー、突進」だ。

 4階の売り場に、昨日、わしに応対した兄ちゃんがいた。即、兄ちゃんにアヤをつけた。

 兄ちゃんは、最初、現物を胡乱な目で見ていたが、不良品であることを認識して、明らかに吐いた顔になった。

 
「交換します」って、それだけでは済ませんぞ。定期券を持っていないので、交通費が掛かっているからな。

 それを言ったら、
「何か他の商品を買って下さい。そこから交通費の半額程度を引きます。それで、お収め下さい」という回答が返ってきた。

 しゃあねぇ。光ケーブルの分配器を購入したわ。

 
「お収め下さい」か。それで稲田組の若頭・仰木の「お収め下さい」に頭が行った奴は、コアな‘アカギ’ファンだと言える。

 ワイヤレスヘッドホンの設定は、明後日以降になる。明日は仲間内の忘年会があって、忘年会の前に有志が、わしのマンションを訪れるからである。

 夕方、自転車を飛ばして100円ローソンに行った。100円ローソンでは、ジュースが安く手に入るからである。

 そのジュースでミスった。100%の果汁ジュースを買ったつもりが、10種類の野菜&フルーツジュースを買っていたのである。

 家に帰ってから気がついたが、もう遅い。野菜が話にならんわしに野菜&フルーツジュースが飲めるわけがねぇ。

 流しに捨てようと思ったところ、小太郎が飲むかもしれないと思い、小太郎に出してみた。

 そしたら美味しそうに飲んだ。小太郎は、わしより好き嫌いがないのである。

 数週間前のテレ東の旅番組で、JОYとかいう若い長身のハーフタレントがトマトジュースを飲まされそうになって拒否ったのを思い出したわ。

 そいつは、
「飲めないっす、自分。俺、ちょっとキチいっす」と、思っくそ顔をしかめていた。

 それを見ていた金子なんたらというタレントが、
「まさかのトマト、苦手?」と、JОYに聞いた

 
「まさか」じゃねぇ。世の中、トマトが食えない奴は、陰険だった早実の数学の教師、モノホン君、ドクター、わしなど、数多いる。

 モノホン君といえば、明日のアフター忘年会でツモ気、満々くせぇ。

 よし、受けて立とう。千点320万でもいいぜ。

 明日、風邪でムキリョクンが来れないのが残念である。ムキリョクンに電車の騒音を訴えても、例によって冷めた口調で、
「大したことないじゃないですか」と、かわされたことだろう。

 イブということで、小太郎に特別なおやつをやった。わしより小太郎の方が大事なんじゃい。

 わし? 不動産会社からのお歳暮でもらった抹茶ケーキを食った。ふっ、哀れだね、どうにも…。

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