甘いと言えば甘い
プー太郎生活630日目。
稀勢の里が横綱に推挙されることは、昨日の時点で見え見えだった。その見え見え度は、競馬がへたくそな奴のチートイ・リーチ以上と言える。
案の定、今日の早くに稀勢の里の横綱昇進が決まった。協会が何が何でも稀勢の里を横綱したかったのが、よくわかったわ。
だからと言って異論はない。ただ、さして強くない横綱になる懸念はある。
貴ノ岩が殊勲賞か。協会としては、負け越した荒鷲にも殊勲賞をやりたいところだろう。
同じモンゴル人でも、貴ノ岩や荒鷲にはシャレが通じないくせぇ。それは白鵬にとって、「計算外だよ、玄大佐」だったであろう。
敵役にされた白鵬は気の毒であった。その怒りが張り手になった。そして、気迫十分の相撲を見せた。
土俵際で逆転負けを喫したものの、今日の相撲を見て、白鵬の方が稀勢の里より強いことを再認識したわ。
北の富士は電話でのコメントになった。やっぱ野郎が解説でないとつまらん。
野郎が今日の解説だったら、稀勢の里の横綱昇進に何とコメントしたであろうか? 「甘いっちゃ甘いけど、一生懸命やってきたんだし、俺は反対しないな」とか言ったと思われる。
なんだかんだ言って、稀勢の里の優勝は感動的であった。相撲を見始めて以来、最も感動した場所の1つであったことは確かである。
それはそうと、あんだ、今場所の「これより三役」は。玉鷲−豪風が「これより三役」だったことからしても、上位陣に出前を取った奴が如何に多かったかがわかる。
玉鷲−豪風はともに好成績だったからまだしも、負け越している大関同士の琴奨菊−照ノ富士が「これより三役」では締まりがないにも程がある。
来場所は、稀勢の里の新横綱ぶりが注目される。しかし、モンゴル人シンジケートが再構築されることは必至。稀勢の里の優勝は難しいだろう。
来場所の初日は3月12日か。WBCの第二ラウンドと選抜高校野球とモロに被るじゃねぇか。
さらに、3月23日にはアウェイのUAE戦がある。3月はクソ忙しくなるな。
今日の張本のコーナーの助っ人は掛布であった。名球会のイベントの映像を見て、掛布は何を思ったであろうか?
掛布が名球会の会員でないことからしても、名球会が欺瞞だということがわかる。野球に疎い関口宏が掛布に、「掛布さんもイベントに参加されたのですか」と聞かないように、スタッフに釘を刺されていたと思われる。
今日のアタック25はドクター大会であった。なのに、「ある××」が「ある文学作品」というのは、出題者が号泣組翁と同じマインドの持ち主としか思えん。
優勝した青の美人女医は、「風の又三郎」が正解できなかった。わしは、「『宮沢賢治』と「『どっどど』でわかった」と自慢させろ。
今場所は異様に盛り上がっただけに、明日から相撲ロスに苛まされそうだ。翁に会いに行く金曜までには相撲ロスから抜け出していたい…。
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