横綱に昇進させよう
プー太郎生活629日目。
決まる時は呆気ないものである。結びの一番で白鵬が貴ノ岩に負けるとは、誰もが思っていなかったであろう。
それは、わしもだ。そして、稀勢の里が優勝するかには、結びの一番が終わるまで懐疑的であった。
多くのファンが、「明日、白鵬にマクられるかも」と心配していたと思われる。今日の実況の刈谷アナも、白鵬が貴ノ岩に勝つことを前提に実況していた。
明日の白鵬との一番が優勝を決める一番だったら、白鵬がラスボスになるところだった。が、白鵬に全盛期の力はなかった。
ラスボス…。アニメ・「タイガーマスク」のタイガー・ザ・グレート、「紅のチャレンジャー」のガルーダは、まさにラスボスであった。
あに? 「ガルーダを知らない」だと? ガルーダは、ほとんど神秘的にて奇跡的な強さを誇ったムエタイのチャンピオンだ。
話は相撲に戻って、今場所は稀勢の里が優勝する流れであった。
相撲では負けていた松鳳山戦、隠岐の海戦、遠藤戦で勝ちを拾い、豪栄道戦は不戦勝。何より、日馬富士の休場と鶴竜の出前でモンゴル人シンジケートが崩壊したことが大きかったと言えよう。
それと、白鵬に覇気が感じられなかった。日本国籍でなくても親方になるための布石として稀勢の里に優勝を譲ったとしたら、それは深謀遠慮と言える。
明日の稀勢の里−白鵬は、稀勢の里が勝つだろう。白鵬は空気を読むからな。
稀勢の里が14勝1敗で優勝したら、横綱に推挙されることは間違いない。いや、明日の白鵬戦を落としても、何としても日本人横綱を誕生させたい協会は、稀勢の里を横綱に昇進させよう。
横綱審議委員会の面々も、稀勢の里の横綱昇進に異を唱えまい。横綱審議委員会に元高野連会長の佐伯のじじぃや「白い巨塔」の大河内教授がいるなら話は別だが。
今場所は、ひねくれ者のわしも、稀勢の里を応援していた。だから、稀勢の里が優勝を決めたことに喜んだ。
ただし、もらい泣きはしなかった。そんな純じゃねぇ。
というわけで、クソ寒い中を歯科医院に出向いた。
今日も小柄で美人な歯科衛生士に歯のチェックをされたが、持って来るように言われていた電動歯ブラシを持って行くのを忘れてしまった。お釣り作戦ばかりに頭が行っていたわ。
お釣り作戦の亜流として、キャバクラ作戦を行った。すなわち、「食事してから何分後に歯を磨くのがいいのですか?」など、くだらない質問をしまくったのである。
それはそうと、虫歯の治療で麻酔を打たれたぞ。そんな必要があったのか? まあ、痛くなかったからいいけどよ。
次回は2月4日となった。またぞろキャバクラ作戦を敢行するか。
それにしても、やることが下世話だ。ちったぁ、清廉潔白な稀勢の里を見習いたいものである…。
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