不戦勝はラッキーだ
プー太郎生活628日目。
稀勢の里にとって不戦勝は、どう見てもラッキー飯村である。単に勝ち名乗りを受けに行けば良かったのだからな。
なのに、尾車親方は、「相撲の感覚が狂う可能性があります」と、尤もらしいことを言っていた。稀勢の里を何としても横綱にしたいくせによ。
稀勢の里−豪栄道を楽しみにしていた客は稀勢の里の不戦勝に吐いただろうが、稀勢の里が勝ち名乗りを受けた際に拍手が起こった。それだけ稀勢の里の初優勝を願う奴が多いのだろう。
だからか、白鵬は琴奨菊を仕留めた際、ため息と悲鳴が交錯した。そんなもん、琴奨菊に期待する方が間違っている。ただでさえ対戦成績で圧倒されているのに、今場所は絶不調。琴奨菊が勝てる要素はゼロであった。
豪栄道は勝ち越していて良かったな。来場所をカド番で迎えたらクソハガいところであった。
こうなった以上、怪我の治療に専念すべきである。無理をしたら照ノ富士の二の舞になろう。
平幕で2敗だった逸ノ城と貴ノ岩がともに敗れた。これで稀勢の里と白鵬の一騎打ちになった。
が、明日、稀勢の里が逸ノ城に不覚を取る可能性がある。そうなったら初優勝の夢は大きく遠のく。
昨晩遅くに、棋界随一の奇人・加藤一二三九段が引退したことを知った。77歳では全ての面で若手棋士に及ばないわな。
加藤一二三九段のマナーの悪さも棋界随一であった。対局中に何度も大きく体を揺らす、鼻をかみまくる、咳払いをしまくる、駒を叩き打つ、相手の駒をかすめ取る、相手の側に移動して盤を見る…。
こういった相手をイライラさせる行為は枚挙に暇がなかった。わしが加藤九段の相手だったら、「この野郎、いい加減にしろ」と、掴みかかったであろう。
しかし、歴代の将棋連盟の会長は、誰も加藤九段のマナーの悪さを注意しなかったのか? それが不思議である。
今日はクソ寒かった。散歩とゲンダイを買いに行った以外は家で死んでいた。
明日もクソ寒いというのに、歯科医院に行かねばならない。こうなったら美人歯科衛生士にお釣り作戦の亜流をするまでよ。
今、その術を考えている…。
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