「まさか」ではない
プー太郎生活677日目。
ドリーム打線でも、好投手に好投されたら打てない。今日のアメリカの大苦闘とベネズエラの完封負けで、そのことを再認識した。
しかし、以下のようなメンバーで、コロンビア相手に6回ツーアウトから9番のクロフォードが初安打とは、アメリカからすれば、「計算外だよ、玄大佐」もいいところだろう。
1.キンズラー(タイガース)
2.ジョーンズ(オリオールズ)
3.アレナド(ロッキーズ)
4.ゴールドシュミット(Dバックス)
5.ポージー(サンフランシスコ)
6.スタントン(マーリンズ)
7.マーフィー(ナショナルズ)
8.マカチェン(パイレーツ)
9.クロフォード(サンフランシスコ)
それでも2点差を追いつき、延長10回裏にサヨナラ勝ちしたのか。ちったぁ、粘りがあるようだな。
今回のアメリカの強みは、層が厚いことであろう。ゴールドシュミットとマカチェンに代打を送ったというのには驚いた。
代打で出てきたのがホズマーとイェリッチか。日本が勝てる相手じゃねぇ。
アルトゥーベ、ミゲール・カブレラ、カルロス・ゴンザレス、ヴィクター・マルティネスら、メジャーの超一流どころが並ぶベネズエラ打線が3安打完封負けかよ。絶対的エースのヘルナンデスが敗戦投手になったし、野球好きが多いベネズエラの国民は、さぞかし吐いたことだろう。
こうしてみると、C組、D組の方が遥かにきついな。いや、誰もが、そう思っているはず。
わしとしては、二次ラウンドからアメリカでの試合にして、A組1位・B組1位・C組2位・D組2位のような組み合わせを見たい。そういう方式だったら、日本は二次ラウンドでハガいことになろう。
今日のゲンダイに、「本紙恒例 初戦で消える・残る高校」が掲載されていた。あ゛〜、「トトファンに贈る 初戦で消える・残る高校」が懐かしいな。
ゲンダイを買っていない奴にも、サービスで日大三−履正社、早実−明徳義塾の予想を教えてやろう。
「第1日の第2試合は日大三−履正社、東京vs大阪の優勝候補同士が激突。明治神宮大会優勝の履正社が激戦を制す」
「第5日の第2試合は、明治神宮大会準優勝で注目の強打者・清宮率いる早実と昨夏4強、明徳義塾との屈指の好カード。
早実の清宮、野村の3、4番の破壊力はケタ違い。1試合平均9.73点という今大会2位の強力打線を誇り、脆弱な投手陣をカバーする戦法。
しかし、相手が悪い。明徳義塾は4番の西浦を中心に切れ目のない打線が健在。七色の変化球が武器の技巧派左腕・北本の防御率は全出場校のエースの中で2位で、馬淵監督の信頼は厚い。
早実の捕手は、それほど肩が強くない。馬淵監督は、機動力を使うなど早実の弱点をしつこく狙うだろう。
さらに大きいのは、松井秀喜の5打席連続敬遠以降、馬淵監督はもちろん、明徳義塾の選手達が伝統的に『悪役』に慣れていること。
早実は優勝候補だが、明徳義塾が勝ち上がると予想する」
小見出しに、「V候補の清宮・早実がまさかの…」とあったので、本文を読む前に予想が予想できた。
ただし、「まさか」ではない。早実の投手陣は「脆弱」ではなく、「かわい子ちゃん」だからである。
それにしても、わしも母校愛がなくなったな。早実−明徳義塾の対戦よりも、日大三−履正社の対戦の方に、より興味があるのだからな。
明日から第二ラウンドが始まる。奴らとの対戦がないのに、一抹の寂しさを感じる。
明日はオランダ戦である。ボガーツ、バレンティン、スクープ、グレゴリウスらのオランダ打線は確かに強力だが、ドミニカ、アメリカ、ベネズエラに比較すれば、ずっと小粒である。オランダ打線にオタオタしているようでは、あかん。
明日は、「銀と金」との録画再生から始まって、クソ忙しい1日になる。オランダ戦で吐き倒れることを想定内にしておきたい…。
次の日へ | 前の日へ |
日記トップへ | HPトップへ |