呆れられる

 プー太郎生活701日目。

 お釣り作戦の応用に呻吟していたところ、競馬がヘタクソな奴からメールが来た。

 
「5月5日午前10時にご参集下さい。このメールを見たら、ご返信下さい」 

 
「田村」と返信するのはワンパターンなので、「家にはあるんだが、麻雀する時は金を持たない主義なんだ」と返した。麻雀する時はテッポウなのが当たり前よ。

 というわけで、小柄で美人の歯科衛生士に歯のクリーニングを受けてきた。が、歯磨きがデタラメであることを指摘され、またしての電動歯ブラシの使い方の指導を受けた。

 どうも歯磨きの時間が短かったようである。1つの歯に3秒ブラシを当てるのか。

 ん? 前回も、そう言われたぞ。歯科衛生士は、たった2か月で元の状態に戻っていたことに呆れていたくせぇ。

 その結果、1か月後に来るように言われた。ま、追試ってやつだな。

 ったく、タキザワのフランス語じゃねぇぞ。タキザワはその追試で違う教授の試験を受けて単位を落とした。違う教授の試験じゃ、話にならんわな。

 夕飯後は、歯科衛生士の指導に従って入念に歯を磨いた。3日坊主にならないようにしたい。

 今回は、虫歯はなかった。虫歯チェックを含めて2950円は安いと言えよう。

 というか、高田馬場の歯科医院の10800円がボッタクリなんだよ。縁が切れて良かったぜ。

 それでも、何回も追試ということになったら、クリーニング代がシャレにならなくなる。

 しかし、お釣り作戦の応用も思いつかなかったのが最もシャレにならなかった。1度、とっつぁんの指導を仰ぎたい。

 腰に菌が入ったことで整形外科に入院していたのは、ちょうど5年前か。今日、そのことに気がついた。

 あれから5年とは本当に早い。5年経っても、看護婦どもに迫害された恨みは忘れん。

 5年前に今の姿が想像できたであろうか? それでも、寝たきりよりはプー太郎の方がまし。寝たきりは、もうご免だ。

 さ、これから風呂に入るか。樫原が普通に麻雀を打てることを良かれと思うのと同じく、風呂に普通に入れることを良かれと思いたい…。

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