猫背だと?
プー太郎生活773日目。
号泣組翁との逢瀬を楽しんだ後、整骨院を訪れた。首の痛みが引かなかったのである。
写真撮影、問診、治療で、2時間ほど掛かると聞いていた。その通り、約2時間、接骨院に居た。
それにしても、丁寧な問診であった。何と言っても、担当の若い先生が素晴らしかった。
不愛想な翁やデタラメなとっつぁんとは大違いである。って、仕事をもらっている翁の悪口を書いてはいかん。
問診で、「それだけの低血圧は、かえって良くないです。1日1食を止めて、朝は果物だけでも食べましょう」とアドバイスされた。
わしは、人の言うことを聞かないとっつぁんではない。明日から朝はレモン汁を飲むだけでなく、バナナも口にしよう。
また問診において、野菜嫌いを白状した。「それで、それだけサプリを飲まれているのですね」と、妙に納得された。ま、呆れられただろうな。
問診でハガかったのは、自分の立ち姿の写真を見せられて吐かされたことと猫背を指摘されたことである。
しかも、かなりの猫背くせぇ。翁の猫背ぶりを、「アウストラロピテクスじゃねぇぞ」と嘲っていたが、まさか、てめぇも猫背たぁ。
若い先生には、「首の痛みが取れたら、猫背を矯正しましょう」と言われた。さらに、「うちにはインナーマッスルを鍛えるコースもあります」と、インナーマッスルの鍛錬も勧められた。
ん? それって、エステでカモられた亜流じゃないのか?
問診の後、治療に入った。患部のマッサージ、冷却に続き、電気を強烈に流された。
まじで絶叫マシーンになった。電気椅子で拷問されたら、リーチ・一発で白状するな。
若い先生に、「患部を温めることはNGですので、シャワーだけにして下さい」と、釘を刺された。シャワーだけって、ファッションマッサージ店じゃねぇぞ。
帰り際に受付の姉ちゃんに、その整骨院のパンフレットを渡され、明日の予約を取らされた。治療で痛みが軽減したとはいえ、しばらく通わないと治らんわな。
受付の姉ちゃんの器量だと? どこも顔重視くせぇ。
スーパーでバナナを買っていたら、とっつぁんからCメールが来た。
「ソ連軍が来て、解放されました。明日は大丈夫です」
なんでも、スポーツクラブの友達がとっつぁんの代わりになってくれたそうである。
それにしても、「ソ連軍が来て」とは大袈裟だ。第二次世界大戦フリークなのはわかるがよ。
ともかく、これで明日の停電を切り抜けられる。その辺は、お互いにプー太郎ならではの融通の利き方である。
帰宅して整骨院のパンフレットを見たら、「ファイスブックで『いいね』を押して下さったら、自費の治療が半額になります」とあった。
うむ。何とかしよう。電気治療、猫背矯正プログラム、インナーマッスル鍛錬は自費だからな。
さ、これからシャワーを浴びるか。今年も2人シャワーはないだろう…。
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