野菜ジュース
プー太郎生活779日目。
堀内が読売戦の解説をしている夢を見ていたところ、インターホンが鳴りくさった。
時に午前9時13分。こんな時間に何の用だ?
そしたら、実家などの管理を任せている不動産会社からのお中元の配送だった。
その不動産会社は、毎年、盆暮れを贈ってくれる。その辺も東急リロケーションとは大違いである。
お中元は、土門の1点のようにずっしりと重かった。「あんだ?」と思ったら、カゴメの野菜ジュースであった。
野菜ジュースと知ってから、しばらくフリーズした。野菜がダメなわしが野菜ジュースが話にならないのは書くまでもない。
高校生の時、ためしにトマトジュースを飲んでみようと思った。ほんのちょっと口に入れた瞬間、テッポウ魚になり、何度もうがいをした。
トマトはダメだが、トマトケチャップは問題ないので、トマトジュースもいけるかと思ったわしがバカだったわい。それから、野菜ジュースの類は一切口にしていない。
今から何年前だったか、こういう話がある。
仕事中、「ジュースを買いに行って来るわ」と席を立ったら、とっつぁんが、「わしにも買ってきて」と頼んできたので、「何がいい?」と聞いた。
「何でもいい」と言うので、「本当に何でもいいのね?」と念を押した。「ああ、何でもいいよ」とのことだったので、ドクターペッパーを買って渡した。
ドクターペッパーを飲んだ瞬間、とっつぁんは吐いた。「こんなまずいの、初めて飲んだ」って、「何でもいい」と言ったのだから、わしは知らん。
わしも、ドクターペッパーは嫌いだ。しかし、ドクターペッパーを好んで飲む御仁がいる。
それは誰か? どなたもご存じ、号泣組翁だ。翁は、何事においても他人と違うのである。
程なく、とっつぁんに意地悪をした報いを受けた。クソ暑い日に自動販売機でパイナップルジュースのボタンを押したら、野菜ジュースが出てきたのである。
よりにもよって、野菜ジュース。そんなもん、とっつぁんにくれてやった。
思い出話はここまでとして、不動産会社からの野菜ジュースはどうにもならん。小太郎に飲ませるには塩分が多すぎるし、弟にやろうと思った。
で、弟に電話したら、「野菜ジュース? 飲めるわけないだろ」と一喝された。
そうだった。弟も、わしほどの重度ではないが、野菜がダメだった。
だから、両親と弟と暮らしていた頃、わしらにサラダが出たことは1度としてなかった。それって、異常なのか?
かみさんは野菜ジュースが好きだということで、7月に弟の家に持って行くことにした。それで野菜ジュースを無駄にしなくて済みそうだが、不動産会社の社長に、わしが野菜ジュースがNGであることを伝えるか迷っている。
お歳暮も野菜ジュースだったらハガいな。それはないと思うが…。
かぁぁ。せっかくヤクルトが勝ったのに、スカパーだけでの中継とはよ。
読売もあかんな。ベストメンバーにほど遠いヤクルトに負けているようでは。
NHK・BSでソフトバンク−日本ハムを見ていたら、大谷が代打で出てきた。
無理に使って、いいのか? そういうのは本人のためにならんぞ。
それにしても、ソフトバンクの層の厚さには驚かされる。内川、デスパイネが復活して、また重量打線になった。
今日は睡眠不足だ。明日の朝は誰にも邪魔されず、10時半までは寝ていたい…。
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