しぶたに高校
プー太郎生活783日目。
大阪桐蔭と履正社が順当勝ちした。この両者の対決がどこであるか? それが焦点の1つである。
大阪桐蔭は、渋谷相手にコールド勝ちすることはできなかった。それどころか、7回を終わった時点で2−0であった。
府立とはいえ渋谷高校がかわい子ちゃんでないことを、わしは知っとる。それと、「しぶや」と読むのではなく、「しぶたに」と読むこともな。
言っとくが、それらを知ったのは、1990年に中村紀洋を2年生エースとして渋谷高校が甲子園に出場したからではないぜ。85年の大阪予選でKKの最強PL相手に渋谷高校が序盤を互角に渡り合ったことで、渋谷高校の名前を覚えたのである。
府立のジャイアントキリングといえば、何と言っても、82年の夏の予選で春日丘がPLを倒した試合である。エース榎田を中心とした一分の隙もない野球で選抜連覇を達成したPLは、夏の甲子園に出場することが確実視されていた。
ところが、捨て身で挑んできた春日丘にPLは敗れた。以下は、高校野球のページからの抜粋である。
「春日丘は8回表にピッチャー・田宮自らのバックスクリーンへのソロホームランで同点に追いつくと、9回表にはトリックプレーを見せる。
ツーアウト2、3塁でわざとセカンドランナーが飛び出す。キャッチャーの森がすかさすセカンドに送球しランナーを挟んだが、その隙に3塁ランナーがホームイン。
1点を追う9回裏のPLはツーアウト2塁で、バッターは奇跡を呼ぶ男・佐藤。ここで佐藤はセンターオーバーに大飛球を放った。
カクテル光線がきらめく雨の中、センターが背走に背走を重ね、見事この打球をキャッチ。ここにPLの春夏連覇の野望が絶たれたのであった」
今年の「報知高校野球」の予選展望号で、その試合について当時の春日丘の監督が振り返っている。
「ナイターの第4試合で雷鳴、雨で球が見えない中、中堅守の主将・白木が大飛球を取って帰ってきた。1点差で競り勝って、世の中がひっくり返るとはこういうことなんだなと分かりました」
佐藤の大飛球を取ったのはキャプテンだったのか。こうしてみると、奇跡のキャッチだったんだな。
もし今大会で府立が大阪桐蔭あるいは履正社に勝ったら、とんでもない騒ぎになろう。まあ、ないだろうが。
そういや、都立がジャイアントキリングをした試合は記憶にないな。ただ、昨日は日大三が総合工科に危うくジャイアントキリングをされるところであった。
ヒット数は総合工科が9で、日大三が6って、あんだ、そりゃ。辛勝もいいところじゃねぇか。
今日の渋谷戦では、エースの徳山が9回を完投した。それだけ接戦だったわけである。
履正社はコールド勝ちであった。南海権左流の考え方では履正社>大阪桐蔭だが、南海権左は相手の力を頭に入れてないから話にならん。
聖光学院が11年連続出場を決めた。11年連続とは驚異的な記録だ。
聖光学院ナインは、甲子園での方が却って伸び伸びプレーできるのではないか? 昨年のチームも前評判は高くなかったのに、3回戦で優勝候補の一角だった東邦に快勝している。
今日はtvkで東海大相模の試合を見ていた。どうしても2年前のチームと比較してしまう。
2年前のチームは別格もいいところ。仙台育英で琴光喜になっていたわしを吐かせたのは記憶に新しい。
創価と八王子が引き分け再試合になったとは、「計算外だよ、玄大佐」。これで西東京大会の日程が狂うことになった。
決勝戦が月曜になるたぁよ。こればかりは、どうにもならん。
碧山が2敗を守ったといっても、白鵬の千秋楽の相手が日馬富士では、碧山の優勝は絶望的である。モンゴル・シンジケートは、通算勝利数の記録を塗り替えた場所は優勝で華を添えることで結束していよう。
それより、高安−豪栄道に注目したい。お互いガチンコ力士だから、高安が手心を加えるとは思えん。
今日のDeNA−読売は、DeNAの先発が日本文理出身のあの飯塚だったので注目していたのだが…。相手ピッチャーに好投されちゃ仕方ねぇ。
というわけで、ヤクルトの連敗が止まった。まるで勝てる気がしなかったので、今日も期待していなかった。
しかし、ヤクルトが弱すぎるので、読売・最下位計画がパーだ。弱いのも大概にせえよ。
明日は、浦和学院と花咲徳栄の試合をテレビ埼玉で見る。明日も吐かないことを願いたい…。
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