わしの死に場所

 
 プー太郎生活953日目。

 昨日、日記をアップしてから片平晋作氏の訃報に接した。

 まだ68歳。早すぎるな。

 片平氏といえば、一本足打法である。美しいフォームだった。

 片平氏で思い出すのは、南海時代の退場劇と83年の読売との日本シリーズである。

 80年だったか、高めのクソボールをストライクとコールされて見送りの三振となって温厚な片平が激怒し、球審に暴行した広瀬監督ら3人が退場となった。

 83年当時の日本シリーズではDH制がなく、田淵がファーストに入ったことから、片平は代打要員になった。

 その第6戦、2勝3敗と後がない西武は、9回表に中畑の逆転スリーベースで2−3とされ、剣が峰に立たされた。

 9回裏、読売ベンチはシリーズで絶好調の西本を登板させた。

 西武の攻撃は6番のテリーから。テリーがセンターフライに倒れたのを見て、わしは観念した。打線が下位になるからである。

 しかし、7番の山崎がカウントを追い込まれながら、腕を畳んで西本のシュートを三遊間にヒット。ここで広岡監督は、代打の切り札・片平を打席に送った。

 片平は一本足打法から西本のストレートを1、2塁間に打ち返し、チャンスを広げた。その後、ワンアウト満塁からトップの石毛が三遊間に内野安打して同点にしたことは誰もが覚えておろう。

 片平氏は、コーチとしても人望が厚かったという。プロ野球界は、また得難い人材を失った。

 ここに片平晋作氏のご冥福をお祈りしたい。

 あに? 松坂が中日の入団テストに合格しただと? 

 って、驚くことではない。合格するのは最初からわかっていた。客寄せ目的だろ。

 落合がGMだったら、合格はあり得なかったろう。いや、テストのチャンスすらなかったはず。

 松坂の死に場所は決まったものの、村田修一の引き取り手が見つからんな。あの成績でクビとは、読売は非情にも程がある。

 あに? FIFAがロシアワールドカップからビデオ判定を導入する意向だと? 

 それを報じた記事でミスを発見した。

 
「ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)」と呼ばれるシステムで、『得点』『PK』『退場』『反則した選手の人定』の場面での誤審を防ぐのが目的」

 
「反則した選手の人定」って、あんだ、そりゃ。「認定」が正しいだろうが。

 と、鬼首コンテナを炸裂させても、今日の日記でも校正ミスをしていたらシャレにならん。

 わしは、ビデオ判定の導入には反対である。ビデオ判定でイチイチ試合が止まったら興ざめだ。

 ただ、南ア大会でのドイツーイングランドにおけるランパードのシュートは、ビデオ判定なら同点ゴールと認められたはず。ビデオ判定の導入は、功罪相半ばといったところか?

 というわけで、今日もティップネスを出前とした。寒さで日和ったのである。

 明日も出前にするかもしれん。明日もクソ寒いとのことだからな。

 昨日、寝る前に角部屋の室温を見たら7.0℃だったが、今日の昼過ぎは20.3℃であった。だから、極端なんだよ。

 角部屋を寝室にしたら、風邪を引くのは必至。そんなバカはしない。

 今日の大相撲中継で、
「花のニッパチ組」の写真が紹介された。若乃花、麒麟児、金城、大錦、北の湖。

 このうち、若乃花と北の湖が横綱になった。そして、金城と北の湖が鬼籍に入っている。

 わしのオヤジは金城を嫌っていた。その理由については、ここでは申し上げない。

 大相撲中継で草津白根山が噴火したことを知った。日本列島一帯が地殻変動期に入っているくせぇ。

 首都直下地震を覚悟しないといかんな。その備えはしてある。

 大相撲中継を見終わってから、ゲンダイを買いに行った。ゲンダイは必読書なのだ。

 マンションを出たら、同じマンションに住む若い女性が雪かきをしていた。それには恐縮したわ。

 手伝ったら親しくなれたかもしれん。が、シャベルを持ってねぇ。ハガい。

 コンビニまで歩いて、小太郎をしばらく散歩に連れ出せないと思った。道が雪でグチャグチャだったのである。

 道がグチャグチャな中をゲンダイを買いに出て正解であった。

 
「なぜ、こんな亡国首相がのさばるのか」

 
「米国の武器購入に血道を上げる狂乱政権が忖度マスコミに持ち上げられ、いまなお、『国民を守る』などとホザく倒錯」 

 さ、これから風呂に入るか。湯舟に浸かりながら、わしの死に場所を考えたい…。

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