国境は別れの顔
プー太郎生活954日目。
昨日の日記で、「『反則した選手の人定』って、あんだ、そりゃ。『認定』が正しいだろうが」と、鬼首コンテナを炸裂させた。
が、「人定」という言い方があることが判明した。まったくもって不明であった。
「鬼首コンテナ」と言いながら、わしの首級が上がってしまった。もっとも、雑兵であるわしの首など、価値が何にもナイマンだが。
今日の日刊スポーツで松坂の合格が5分で決まったことを知った。
最初から合格ありきだったわけか。それじゃ、ファンが集まらなかったのも尤もである。
使い物にならないだろう松坂が入団することで、支配下選手の枠が1つ無駄になる可能性が高い。昨年、中日を戦力外になった選手が気の毒である。
依然として、多くの道が雪でグチャグチャだった。そして、今日もクソ寒く、強風であった。
よって、ティップネスは今日も出前とした。3日分の利用料金を返せ!
明日は、前の職場に顔を出す。したがって、今週は1度もティップネスに行かないことになる。
そんなことは、甲子園大会期間中以外では初めてのことかもしれん。ハガい。
雪で道がグチャグチャな所が多かったものの、小太郎を散歩に連れ出した。わしと同じように引き籠っていたらストレスが溜まると思ったからである。
それにしても、雪掻きしてある道を選ぶのに苦労したわ。おめぇら、ちゃんと雪掻きせぇよ。
散歩から帰って、「ルパン3世」(partU)を再生した。「ルパン3世」(partU)は、MXテレビで月曜の午後6時半から放送されており、わしは録画している。
「ルパン3世」は、いつもは漫然と見ている。しかし、22日に放送された「国境は別れの顔」には夢中になった。
展開、脚本、時代背景、BGMのいずれもが非の打ち所がない傑作だったからである。
20分余りの時間で展開がこれほど目まぐるしく変わる作品も珍しい。あっという間に時間が過ぎた。
エピソードの時代は、米ソの冷戦時代である。国境警備隊の隊長の、「資本主義社会のダニを1匹銃殺にする」に時代を感じた。
冷戦時代が懐かしいな。「ゴルゴ13 」も、冷戦時代の作品に傑作が多い。
BGMとして、「白鳥の湖」が何度も流された。「白鳥の湖」が掛かるのは、エピソードのヒロインがソ連の看板プリマドンナであることによる。
「国境は別れの顔」には、名言、名場面がいくつも出てくる。
ソ連の看板プリマドンナと逃避行する次元が、そのモニカに言う、「裏切らない女がいたらお目にかかりたいぜ」が最高だったわ。
「わしに思い当たるフシがあるのか?」だと? それについては、ここでは申し上げない。
次元とモニカが列車の上から線路に掛かる橋に飛びつくシーンと、最後に次元が偽パスポートの自分の写真を拳銃で撃ち抜くシーンは、どちらも脚本がナイスである。
前者の場面。
次元:モニカ、ジャンプ力に自信はあるか?
モニカ:私はバレエのプリマよ。
次元:おお、そうだったな。
後者の場面。
次元:おっと、忘れ物があった。イワノフご夫妻か…。あばよ。
結局、次元は、命がけで守った女に裏切られる。しかし、オーロラの雫というダイヤをルパンに渡さず、女に譲る。
そこが次元の次元たるところだが、わしなら女を許さん。もっとも、それ以前に女に殺されていよう。
今日の大相撲中継の解説は鳴戸親方(元琴欧州)であった。滑舌がイマイチなのはいいとして、アナの質問にちゃんと答えんかい。
栃ノ心と宝富士の一番で物言いが付き、もつれた場面の解説を求められたところ、「2人とも四つ相撲なのに、こんなに長引くとは思いませんでした」には吐いた。
「みなとみらい線は、どことどこを結んでいるのですか?」の質問に、「近いですよ」と答えた号泣組翁じゃねぇぞ。
鶴竜が負けたことで先が読めなくなった。この方が面白い。
鶴竜に勝って引き上げた時の玉鷲の満面の笑みとインタビューでの涙で、モンゴルシンジケートが崩壊したことを確信したわ。
あに? 明日の最低気温は−4℃だと?
明日は、翁に抱きついて暖を取る。それはセクハラではない…。