大会9日目
プー太郎生活1150日目。
今日のレジェンド始球式は東邦の坂本元投手であった。坂本元投手がレジェンドとして文句なしなのは書くまでもない。
坂本元投手の人気は凄まじかった。その人気ぶりは、俗事には関心のない大納言が、「あの可愛い顔をしたピッチャーでしょ」と言っていたことからもわかる。
しかし、坂本元投手が甲子園に出場できたのは、準優勝した1年の夏が最初で最後であった。
惜しかったのは2年の夏である。その時は愛知大会の決勝戦で中京に1−2で敗れた。翌日の朝日の見出しが、「坂本、中京に屈す」だったのを覚えている。
当時の中京は、山中、栗岡らの猛打のチームで、甲子園でも優勝候補に推されたチームだったから仕方がなかった。
坂本元投手といえば、鬼の阪口監督との猛特訓のエピソードである。厳冬の海岸を2人して裸足で走ったなど、エピソードには事欠かない。
点差こそ6点ついたものの、大阪桐蔭は不出来であった。全体として60点といったところか?
今日の試合ではムーミンにとって、「計算外だよ、玄大佐」だったことが幾つかあった。
@3回まで力投派の相手・先発右腕にノーヒットだったこと
Aキャッチャーの小泉に2つミスが出たこと
B根尾がある程度打たれたこと
@:今年は140km超のボールを投げるピッチャーが多いだけに、準々決勝以降に不安を残したと言える。
A:今日の試合では致命傷にはならなかったものの、ミスが命取りになるのは昨年の仙台育英で実証済みである。
B:「根尾でチームに勢いをつけるつもりでした」(ムーミン)。ムーミンは、根尾が相手打線をサクッと完封すると思っていたのではないか?
今大会の柿木と根尾とでは、柿木の方が安定感があるな。今日の151kmは凄かったわ。
大阪桐蔭の明るい材料は、根尾と藤原にホームランが出たことである。また、初戦は無安打だった中川、山田、石川がヒットを打ったのも大きいと言える。
それにしても、井阪は甲子園でヒットが出んな。左の大砲という触れ込みだが…。
次の相手である高岡商のエースは速球派左腕。準々決勝進出は確実なようなことを書いたが、大阪桐蔭には意外と嫌な相手かもしれん。
ただ、同じ左腕でも、昨年のチームを封じた長谷川の方が数段上。高岡商は打線が強くないし、普通に考えれば4−1くらいで大阪桐蔭だろう。
高岡商−佐久長聖は点差こそ1点だったものの、佐久長聖が勝てる展開ではなかった。常に追う展開では厳しかった。
佐久長聖のブラバンが奏でたKOテーマは良かった。佐久長聖の応援団が応援団賞を受賞することはないだろうがな。
前橋育英は、内容では近江に完敗だった。敗因は2番手の左腕・林を全く打てなかったことである。
また、持ち味であるはずの攻撃的守備も破綻した。それでは勝ち目はない。
それにしても、近江の左腕・林の大きく落ちるボールは良かったな。あの球は高校生には打ちにくい。
大阪桐蔭は秋の近畿大会で近江に5−0で勝っているが、先発した林には4回を3安打の自責点0に抑え込まれている。再戦があったら、また打ちあぐむのではないか?
今日は9時半が第1試合のプレーボールの時間だったのに、目覚ましを間違えてセットし、7時半に起きてしまった。
わしの1時間半を返せ。まったくもってハガい。
日記をアップする前に、9時に目覚ましをセットした。同じミスを2度するわしではない。
今日のNHKの放送は9時15分からであった。つまり、プレーボールの15分前からの中継だったのである。
NHKも、やればできるじゃねぇか。4試合日は教育テレビで7時45分からオンエアしろ。
明日は、何と言っても花咲徳栄−横浜の関東勢対決が注目である。横浜がやや優勢か?
ムーミンとすれば、好左腕2人を擁する横浜に負けて欲しいはず。って、目の前の試合しか考えていないか。
今晩はゲンダイ読みに時間を使う。土曜が祭日だったので、今日は先週の金曜日に発行されたものと土日特別版が届いたのであった。
ともに安倍のことをボロカスに書いているくせぇ。それでこそゲンダイだ。
ゲンダイ読みに3時間は費やす。そういうこっていい…。