あ゛

 
 あ゛。柳田が振った瞬間、声が出た。

 これで広島は崖っぷちに立った。いくら地元に戻るとはいえ、戦力差がない相手に3連勝という命題は厳しい。

 やはりリリーフ陣の厚みが違う。その点でソフトバンクに分がある。

 広島の今日の
「計算外だよ、玄大佐」は、フランソアが明石に同点ホームランを打たれたことである。

 左対左だし、明石はホームランバッターではない。そこで一発が出るというのは、広島が嵌っているという証拠である。

 広島は、読売らを圧倒した打線が湿っている。広島が3連勝するには打線の復活が不可欠である。

 広島にとって明るい材料は、死んでいた丸に当たりが出たことであろう。中1日空くし、流れが変わることを願うしかあるまい。

 木曜はティップネスの休館日。なので、青色申告会ソフトへの入力、在宅の仕事などをするつもりであった。

 が、それらは野球シーズンが完全にオフになってからの方が良いと思い、午後から録画していた将棋、アタック25などを再生した。

 今日は、久々に将棋をじっくり見ようと思った。谷川九段が稲葉八段にぶっ殺されるのを楽しむためであった。

 谷川九段は竜王戦は4組、順位戦はB級1組。稲葉八段は竜王戦は1組、順位戦はA級。

 誰もが稲葉八段が勝つと思っていただろう。あにはからんや、谷川九段が終始優勢で、最後は高速の寄せで相手玉を詰ませた。

 高速の寄せか…。わしの寄せは、
「かたつむりの寄せ」と言われている。

 稲葉八段は、相当悔しかったくせぇ。わしでも詰みが読める局面でも投了しなかったのだから。

 そういうのは相手に失礼とされる。とはいえ、わしのようなアマ6級には有難い。

 
「ある西暦年」は難しかった。わしは、ノルディック複合のシーンから、何とか「1994年」を正解できたが…。

 これで3週連続で海外旅行をゲットした奴が出ないことになった。
「ある温泉」「宇奈月温泉」「ある国」「トンガ」も難問だって。

 
「宇奈月温泉」は行ったことがあるのでわかった。クソハガい思い出ではあるが。

 
「トンガ」はラグビーのジャージである程度絞り込め、そろばんをする子供達で正解に至った。

 おっと、クソがしたくなった。わしのクソ出しは、今の広島打線と違って糞詰まり状態とはなっていない…。

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あ゛