いよいよ明日、開幕
プー太郎生活1286日目。
昨晩は1時過ぎまでイチローの記者会見を見ていた。さすがに最後までは付き合えなかったが。
昨日の記者会見は、何やら禅問答のようだった。その例えが的確かどうかはともかく、気難しいイチローに質問者が気を使っていたのが見て取れたわ。
イチローが言ったことで印象に残ったのを幾つか挙げてみたい。
・自分は人望がないから監督にはならない
あれだけのスーパースターでも監督としてシャワシャワだったら容赦なく批判される。それが理由だろう。
・仰木監督に感謝している
仰木監督でなかったらイチローのブレークはなかったはず。上司に恵まれるかどうかで人生が変わるという端的な例であった。
その点、わしも上司に恵まれた。出前取り放題を許してくれた元上司には感謝しかない。
・飼っている17才8か月の柴犬が懸命に生きている
随分と長生きな犬だな。人間でいえば100歳前後か?
小太郎にも長生きしてもらいたい。そのためにも力石減量作戦をしないとならん。
・向こうに行った当初は何度も「帰れ」と言われたが、結果を残したら絶賛された
わしは、2000年までマリナーズのライトのレギュラーだったジェイ・ビューナーの悪態を見たことがある。
ビューナーに、「イチロー、イチロー、Go home」と言われたイチローが困惑していた。
「結果を残したら絶賛された」というのはアメリカならではである。大山倍達がアメリカに乗り込んだ際も、そうだった。
「キル・ザ・ジャップ」と罵倒されていた倍達が数々の神技を見せると、「ゴッド・ハンド」と呼ばれるようになった。
しかし、これは梶原一騎の創作だった可能性が高い。ただし、倍達が「ゴッド・ハンド」と称賛されたのは事実である。
・左腕には日米を問わず変わった子が多いが、雄星は本当に素直
「左腕で変わっていた」と言って、真っ先に頭に思い浮かんだのはPLの西田である。次に東洋大姫路の松本が思いつくとは、わしの懐古主義も極まれりだ。
イチローが引退したことで1つの時代が終わったことは確かである。ただ、時は待ってくれない。次は大谷が伝説となるか?
話題を相撲に変えたい。
今日の北の富士の口八丁は、9日目の放送よりも冴えた。それを心地良く思うたぁ、わしも落ちたもんだ。
今日は貴景勝と栃ノ心が明暗を分けた。貴景勝は大関昇進までマジック1、栃ノ心は大関陥落までマジック1となった。
栃ノ心は窮地に立った。玉鷲、貴景勝に連勝がノルマというのは、手負いの栃ノ心には厳しい。
明日は何といっても貴景勝−逸ノ城が注目される。ある意味、ゲテモノ対決と言えよう。
白鵬は、さすがの強さを見せた。これだけ長い間に渡って強さを維持しているのはガルーダなみと言える。
やはり11人のコロンビアには勝てなかったか。チャンスはあれど決め切れないのは、日本代表の永遠の課題だ。
ただ、ハンドによるPKはハガかった。ハンドは故意でないと取られないはずなのにな。
武田が日テレの解説者をまじでクビになったくせぇ。高校サッカーの解説もなかったし、今日も放送席に居なかった。
そんなことより、てめぇのことを心配しろ。号泣組翁に頼りっ放しじゃねぇか。
いよいよ明日から選抜が始まる。そして、いきなり星稜−履正社だ。
ゲンダイは、「僅差で履正社が勝つ」との予想である。いずれにせよ、2年前の履正社−日大三のようなハイレベルな戦いになろう。
履正社の岡田監督が星稜のエース・奥川を、「プロ野球の開幕戦に投げてもいいぐらい」と絶賛している。
そういうのを褒め殺しと言うんじゃないのか? 恩師・梅谷監督譲りの嫌らしさだな。
もし星稜で琴光喜になっていたら、組み合わせが決まってから、ずっと緊張状態のままだっただろう。そういうこっちゃいかんかった。
今大会も琴光喜でないからフラットな気分で見られる。そういうこっていい!