大会10日目

 
 プー太郎生活1297日目。

 第1試合ではストレスがムチャクチャ溜まった。ここ数年の大会でも、1つのチームをアンチの気分で見ているのは記憶にない。

 初回に明豊が3点を先取した時は、習志野が貧打だけに
「勝てる」と、もう思った。

 が、3回の2点の返され方が悪かった。あのダブルスチールは、キャッチャーがセカンドに投げてはダメよ。

 問題は、その前である。ツーアウト3塁の場面でフルカウントから外角低めの決まったと思われたストレートがボールと判定された。

 キャッチャーがしばらくミットを動かさなかったことからも、あれは間違いなくストライクである。

 まだ1点リードされているとはいえ、3回の2点で習志野ペースになった。このまま明豊が逃げ切れるとは思えなかったからである。

 7回に同点になった時点で、今度は明豊の負けを覚悟した。その辺の勘は衰えておらんな。

 琴光喜になっていないのに、何度も舌打ちしているようでは、わしもなっとらん。悪いのは小林監督であって、選手ではないのだからな。

 小林監督がサイン盗みをやっているのは、怒鳴り込みに来た林監督に言った、
「おたく‘も’やっているんでしょ」で明らかである。

 それに林監督はブチ切れたくせぇ。誰よりも林監督が習志野の敗退を願っているであろう。

 それにしても、習志野、うざったい、もとい、しぶとい。最後のセンターのファインプレーに咆哮してしまったじゃねぇか。

 明豊としては、2番手の大畑が打たれたのが、
「計算外だよ、玄大佐」であったはず。

 8回はホームランの1点で止めておきたかった。そこは習志野の勝負強さを誉めるべきか? 

 まあいい。習志野が勝ったことで、明日の決勝戦も力んで見られるからよ。

 第1試合の解説は、ゲスト解説の高嶋前智弁和歌山であった。

 ゲスト解説者が4回目の解説で、bP解説者の杉本さんが2試合だけって、どういうことだ? 

 知名度では高嶋氏の方が遥かにあるにせよ、高校野球担当のディレクターに後ろ飛び回し蹴りを食らわしたい。

 第2試合は、
「どちらが勝った方が習志野に勝てる確率が高いか」という観点で見ていた。

 おい、おい。いくらなんでも度が過ぎるって。

 試合は0−0で推移して、両チームとも点が入る気配がしなかった。

 そう思っていたところ、7回裏に東邦にスリーランが出た。四死球のランナーによるツーアウト1、2塁でのスリーランだったから、明石商に与えたダメージは大きかった。

 ツーアウト1、2塁でのスリーランは本当に効く。84年の読売−中日では、谷沢がツーアウト1、2塁でよくスリーランを打っていた。

 弟の友人の読売ファンが、
「あの野郎、足を引きずりながらベースを回りやがってぇ」と怒っていたそうである。

 明石商にも8回表にツーランが飛び出した。しかし、遅すぎた。

 また、8回裏のミスの連発による失点も明石商には痛かった。あの失点で勝負は完全に決まった。

 明石商の挟間監督が敗戦インタビューで声を搾り出していたのか。

 気持ちはわかる。優勝を狙っていただろうからな。

 東邦で心配なのは、石川のバッティングの状態が悪いのと河合の怪我である。決勝戦に向けて不安が残った。

 習志野−東邦は、選手個々の力では東邦の方が明らかに上。普通に考えれば、東邦の優位は動かない。

 だが、今大会は習志野に変な風に球運がある。それだけに、東邦としては中盤までに点差をつけたいところである。

 クソ〜。阪神に期待したわしがバカだったわい。

 そんなもん、誰が最後まで付き合うかい。3回の途中でチャンネルを変えたわ。

 読売−阪神を観戦中に競馬がヘタクソな奴から電話が掛かってきた。

 ゴールデンウイークのクソ麻雀に関してか? そしたら別件だった。

 それはそうと、ゴールデンウイークに2泊3日の旅行に行くとは聞き捨てならん。

 今朝、2日にトリミングの予約を入れたし、ツモれない可能性もあるな。

 明日は、年に1度の排水管清掃で1時に人が来る。試合中たぁ、ハガい。

 業者が清掃中に絶叫マシーンにならないようにせんとな。しかし、それは十分にあり得る。

 明日で選抜も終わりか。もうロス状態である…。

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