冗談はよせ

 
 プー太郎生活1309日目。

 冗談はよせ。西川のりおじゃねぇぞ。

 何で、わしが理事長なんだよ。まだ入居して3年も経ってねぇじゃねぇか。

 こうなったらデタラメの限りを尽くして、途中で解任されるように持って行く。

 それよりもだ。総会の出席者がわしを含めて6人たぁ。

 

 出欠を取らない授業じゃねぇぞ。あまりの出席率の悪さに吐いた。

 もっとも、わしも総会に出たのは今回が初めてだがな。因果応報ってやつか?

 わし以外の5人の顔ぶれは、隣の部屋の母娘のうちの娘、2つ隣に住む主婦、じじぃ3人組であった。

 そのじじぃ3人組が結託して、わしを理事長にしくさったのである。

 それはそうと、わしの歳を聞くなや。ったく、不躾な。

 サバを読まずに本当の歳を言ったら、
「若いですねぇ」だと? 

 そりゃ、70台のあんたらに比べればな。あんたら、70台にしては意気軒高じゃねぇか。

 理事長になったことで、管理組合の判子を預かるハメになった。うざってぇ。

 総会は、1月、3月、4月にあるのか。それも知らんかった。

 3月ってのがネックだな。選抜の試合と時間が重なったら、理事長自ら出前とさせてもらう。

 総会が終わったのは11時半。1時間半もかかるたぁ、
「計算外だよ、玄大佐」

 それから動物病院に行く時間は十分にあったが、今日は読売−ヤクルトのデーゲームの日。

 なら、予定変更だ。狂犬病注射は、ティップネスの休館日の木曜にする。

 読売−ヤクルトは、ヤクルトが読売をクラッシュした。だからして、予定を変えて正解であった。

 これでヤクルトが絶叫マシーンじみた負け方をしていたらシャレにならないところだったわ。

 24日も、昨日、今日のような猛打を見せろよ。わしもドクターも引きが弱いから、どうにも嫌な予感だ。

 理事長ショックで、録画した将棋とアタック25をまだ再生しとらん。皐月賞の結果も知らん。

 どうせ、競馬がヘタクソな奴は取れなかったろうよ。そろそろ破産だな。

 しかし、理事長たぁ、まじでクソハガい。どうにも今晩は熟睡できる気がしねぇ…。

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